春になると、冬物をまとめてクリーニングに出すことになると思います。
そんななか、どうすべきか迷いがちなのが薄手のライトダウンジャケットです。
ダウン系はクリーニングに出すと結構な料金になることもありますが、元々そんなに高いものでもないので、できることならお金をかけずに済ませたいところ。
というわけで家庭用の洗濯機でウルトラライトダウンを洗ってみました。
ウルトラライトダウンはドライクリーニング禁止
洗濯前のユニクロのウルトラライトダウンコンパクトジャケットです。
この冬の寒い日にインナーダウンとして活躍してくれました。
素材
・中わた 90%ダウン 10%フェザー
・裏地 100%ナイロン
洗濯表示
まずはウルトラライトダウンの洗濯表示をチェックしてみようと思ったのですが、たいていの衣服の定番位置であるジャケット内側の左下のところに洗濯表示ラベルがついていません。
付属のポーチまで引っ張りだしてあちこち探したところ、左ポケットの内側についていました。
それぞれの洗濯表示記号の意味は以下の通りです。
液温は40℃を限度とし、手洗いができる
塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止
タンブル乾燥禁止
日陰のつり干しがよい
アイロン仕上げ禁止
ドライクリーニング禁止
家でも手洗いなら洗濯はできるようですが、面倒くさいので洗濯機に放り込んでみます(笑
ライトダウン洗濯の手順
中わたの抜けや表側の繊維をできるだけ傷つけないため、ジャケットを裏返しにして洗濯ネットに入れます。
洗濯表示ラベルには「液体の中性洗剤を使用し、漂白剤や蛍光剤の入った洗剤は使用しないで下さい」という表記があります。
エマールやアクロンといったいわゆるおしゃれ着用洗剤を使うのがベストなのですが、普段使っている液体洗剤の表示を見たら液性が中性だったので、そのまま使うことにしました。柔軟剤も通常通り入れます。
※撥水加工が失われるので、柔軟剤は入れないほうがいいです。(19.12.24追記)
家庭用洗濯機には「ドライ」「手洗い」「おうちクリーニング」といった、やさしく洗うコースがあると思うので、それを選択します。
洗濯が終わったらすぐに取り出しましょう。放置しておくとシワが多くついてしまいます。
ジャケットの表面をポンポンと軽くたたいたり、シワを伸ばすようになでたり、軽くゆすったりして、洗濯によって固まった中わたをほぐします。
「日陰のつり干しがよい」の洗濯記号があるので、ハンガーにかけて風通しのいいところで陰干しをします。
ハンガーは厚みのあるものにすると、型崩れを防ぐことができます。
もっともダウンジャケットの素材は伸びにくいですし、水に濡れた状態でもそんなに重くならないので、型崩れはそこまで気にする必要はないです。
自然乾燥を終えたウルトラライトダウンです。
生地のほつれや中わたの抜けもなく、ふんわり感も損なわれていません。
まとめ
洗濯コースや洗剤を正しく選び、洗濯ネットに入れるなど生地をできるだけ傷めないよう気を配れば、ウルトラライトダウンを洗濯機で洗っても問題ありません。
冬場の汚れを落として、気持ちよく次のシーズンに向かいましょう。
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