前回、ウエイトトレーニングを行う際の握力補助になるパワーグリップについて解説したのですが(→前回記事)、握力を補助する器具にはもうひとつ、リストストラップというものがあります。
![](https://paulie.jp/wp-content/uploads/wriststrap-1.jpg)
マイプロテイン パッド入り リフティングバンド
リストストラップには取扱説明書が付いていない場合もあるので、どのように使うのかがわかりづらいです。
今回は、マイプロテインの「パッド入り リフティングバンド」を使って、リストストラップについて解説していきます。
リストストラップの使い方
リストストラップとは、その名の通り手首につけるストラップのことです。バーベルのバーなどに巻きつけることで、持ち上げたり引きつけたりする際の握力補助になります。
リストストラップはパワーグリップ以上にわかりにくい、というか説明がないとどう使っていいかわからない代物です。
まずは、ストラップの片側を反対側の穴に通して輪を作ります。
![リストストラップの下準備](https://paulie.jp/wp-content/uploads/wriststrap-2.jpg)
穴に通して輪を作る
そこに手を通し、手首に合うよう輪の大きさを調整します。
![リストストラップの装着](https://paulie.jp/wp-content/uploads/wriststrap-3.jpg)
手首を通して輪を締める
ストラップは親指と人差し指の間から出るようにします。
![](https://paulie.jp/wp-content/uploads/wriststrap-4.jpg)
親指と人差し指の間からストラップが出るようにセッティング
ストラップと手のひらでバーを包むような感じで奥から手前に巻いていき、最後に絞るようにギュッと握り込みます(以下の画像はデッドリフトの場合)。
![リストストラップの巻き方-1](https://paulie.jp/wp-content/uploads/wriststrap-5.jpg)
バーの奥から手前にストラップを巻いていく
![リストストラップの巻き方-2](https://paulie.jp/wp-content/uploads/wriststrap-6.jpg)
バーに巻きつける
![リストストラップの巻き方-3](https://paulie.jp/wp-content/uploads/wriststrap-7.jpg)
ギュッと握り込む
懸垂をする場合も巻き方は同じで、奥から手前に、手のひらとストラップで鉄棒を包むような形で握りこんでいきます。
ストラップを巻く方向が逆だと、引っ張ったときにほどけてしまうので注意しましょう。
![リストストラップの間違った巻き方](https://paulie.jp/wp-content/uploads/wriststrap-8.jpg)
握力補助にならないNGな巻き方
リストストラップとリストラップの違い
リストストラップと手首を保護するリストラップは名前が似ていて混同しやすいですが、リストからヒモ(ストラップ/Strap)が出ているものがリストストラップで、リストを包む(ラップ/Wrap)ものがリストラップ、と覚えておくとわかりやすいです。
![](https://paulie.jp/wp-content/uploads/wristwrap.jpg)
リストラップ
あとがき
パワーグリップとリストストラップ、どちらを使うかは各人の好みです。個人的にはパワーグリップのほうが手軽に感じるので、パワーグリップを使っていますが。
リストストラップは結構安く手に入るので、両方そろえて試してみるというのもアリだと思います。
オススメのリストストラップ
【マイプロテイン】パッド入り リフティングバンド
コスパに優れたリストストラップ。
送料無料の8,500円に届かないときの
金額調整で買ってみるのもアリ。
日本のフィットネス用品メーカー
ファイティングロードのリストストラップ。
幅4cm×長さ60cm。
安心のゴールドジムブランドのリストストラップ。Amazon限定の赤色バージョンもあります。
あわせて読みたい>>パワーグリップの使い方 – デッドリフトの握力補助【筋トレ】