ユニクロとクリストフ・ルメールがタッグを組んだ、ユニクロU 2018SSの第3弾が発売されました。
今回のコラボ商品は、1月26日(金)、2月19日(月)、3月9日(金)と、3回に分けての登場となりました。といっても2月は「スウェットシャツ(半袖)+E」だけの発売なので今回は実質第2弾ですね。
半袖シャツなど夏物がメインの3月発売分の全アイテムをまるっと紹介します。
ちなみに商品名の後ろにある「+E」というのは超大型店取り扱い商品で、「+」というのは大型店取り扱い商品になります。オンラインストアで購入する場合は関係ありません。
スイングトップブルゾン+E
今回の目玉はやはり、アウターの「スイングトップブルゾン+E」でしょう。
ユニクロの通常ラインにもスイングトップブルゾンがありますが、両者を見比べてみるとその差は歴然。ユニクロUのほうが高級感もありスタイリッシュなシルエットになっています。スイングトップにどうしてもつきまとう「おじさん感」もないですね。
色はブラックとブラウン2色とブルーの計4色です。ブラウンは濃いベージュと赤茶色で、ブルーは青というよりグリーンに近いです。
ブラック以外の3色は、光の加減で色合いが微妙に変化する加工がされています。
ユニクロUのアウターはリラックスフィットのものが多いですが、このブルゾンは体にフィットするシルエットです。
着丈は短めでインナーの裾が見えるので、中になにを着るかがコーディネートにおいては重要になります。どの色もしっかりとした濃いめの色なので、インナーは明るく薄い色味のものがオススメです。
襟を立てて前を開けてさっと羽織るように着こなすと、大人の渋みが出せると思います。
スーピマコットンクルーネックT(半袖)+
発売前から注目していた「スーピマコットンクルーネックT(半袖)+E」ですが、実物も想像通りよかったです。
さらっとした風合いでほんのり光沢感のある生地は、スーピマコットンならではで高級感があります。
シルエットはほかのTシャツと同じくゆったりめのドロップショルダーなのですが、この生地を使うならもう少しタイトでもよかったかなと思います。
一枚でさらっと着るのもいいですが、襟元のパイピングが細く、襟ぐりがやや広めに作られたこのTシャツは、インナーにおいても力を発揮します。
カジュアルシャツのインナーに使うことで、オシャレ度をアップさせることができるアイテムです。
ボーダーT(半袖)+E
ヘビーウェイトのしっかりした生地の「ボーダーT(半袖)+E」は全部で9種類あります。
これに関してはお好みでという感じですね。
paulie的にオススメなのは、オフホワイトをベースにくすんだイエローのボーダーをあしらったもの。初夏の装いにぴったりの色合いです。
これにロールアップしたネイビーのチノパンを合わせたら、マリンルック風のさわやかなコーディネートのできあがりです。ブルーのボーダーなら見るからにマリンルックという感じですが、くすんだイエローのボーダーを合わせることでその印象を若干薄め、トレンド感を出すこともできます。
足元はデッキシューズだと完璧ですが、狙いすぎに見られるのを避けるために、グレーのスニーカーなどで無難にまとめるのもアリです。
カラーブロックT(半袖)+E
袖先をバイカラーにした厚手の半袖Tシャツです。
4色ありますが、やはりネイビーとキャメルの組み合わせは外れなしです。シックに決めたいなら白黒がオススメ。
ただこのようなバイカラーものは、カジュアル感が強く子どもっぽい印象があるので、ボトムをタイトにしてきれいめにまとめたりするなど、全体のバランスを見つつコーディネートする必要があります。
オープンカラーシャツ(半袖)
このSSコレクションでプッシュしているオープンカラーシャツの半袖版です。
無地の「オープンカラーシャツ(半袖)」と、ストライプの「ストライプオープンカラーシャツ(半袖)+E」があります。
個人的にオープンカラーシャツにあまり興味はなかったのですが、ストライプのものは色合いがさわやかで気に入りました。細すぎないストライプもいい感じです。
無地のほうはしっかりアイロンをかけてシワを落として着る必要がありそうですが、ストライプのほうはもう少しラフな感じで着られそうです。
スーピマコットンプルオーバーシャツ(長袖)+E
スーピマコットンを使用した、さらさらとして着心地のいいプルオーバーシャツです。
ベーシックな白と黒のほか、オリーブ、パープル、ダークグリーンと、このSSコレクションのテーマのひとつにもなっている、ニュアンスのある上品な色が採用されています。
お腹のあたりまである大胆な配置の表前立てが特徴的ですが、このデザインは好みが分かれるところだと思います。
スーピマコットンオープンカラーポロシャツ(半袖)+E
スーピマコットンを使ったリラックスシルエットのオープンカラーポロシャツです。
生地はポロシャツで一般的な鹿の子(かのこ)編みになっています。
シルエットがゆったりめで袖丈も長いので、普通のポロシャツの感覚で着ると違和感があるかもしれません。
コットンクルーネックセーター(半袖)+E
リラックスシルエットの半袖コットンセーターです。厚手のしっかりした生地で、質感もなめらかで上品さがあります。
そのまま着ると袖にかなりゆとりが出るので、袖を折り返して着るのもオススメです。グレー以外の3色は、裏地が青緑になっているので、袖を折り返したときに表地とのコントラストを見せることができます。
問題点をひとつあげるとすると、半袖ニットを着るタイミングです。一年のうちでかなり限られた気候のときしか着られないんですよね。
この手の「いつ着るんだよ」とツッコみたくなるアイテムのナンバーワンは、前に雑誌で見たことがあるカシミヤのタンクトップです。暑いのか寒いのかどっちなんだよ、みたいな(笑
ハーフ・ショートパンツ
「チノスリークォーターパンツ+E」は、かなり生地がしっかりしています。対して「イージータックハーフパンツ+E」は柔らかめでリラックスしてはける感じです。
このゆったりシルエットのハーフパンツは、どちらも「大人の男」がはきこなすのは難しいかなという印象です。
ちなみにチノスリークォーターパンツのグレーは、やや青みがかっていてすごくきれいな色でした。
サンダル
この手のサンダルを安っぽく見せないためにはソールのデザインが重要ですが、ユニクロUの「サンダル」はそのあたりの仕上げがシンプルすぎる印象です。
こういったデザインのサンダルを検討しているなら、少し高めですが「TEVA(テバ)」をチェックしてみるのもいいと思います。
以上「ユニクロU 2018年春夏 3月発売分全商品レビュー」でした。
ユニクロUのアイテムでこの春夏のトレンドを取り入れて、街へ繰り出しましょう。