【国内線】1からわかる飛行機の乗り方完全ガイド(搭乗当日編)

羽田空港

前編→【国内線】1からわかる飛行機の乗り方完全ガイド(チケット購入編)

後編の今回は、搭乗日当日の行動についてです。

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空港到着時間の目安

飛行機に乗る前には「保安検査場」という荷物とボディチェックをする場所を通過する必要があります。

JALやANAなどの大手航空会社の場合は、保安検査場は出発の15分前までに通過しなければならないのですが(15分を過ぎるとキャンセルになる場合があります)、最近は保安態勢が強化され、保安検査場が混みあっていることが多いです。そのため空港には出発の40~50分前までには到着することをおすすめします。

もちろんもう少し遅くても大丈夫だとは思いますが、予定していた空港までの電車が遅延したりと、予期せぬ事態になることもあるので、時間には余裕を持っておいたほうがいいです。

時間に遅れそうになってばたばたして大急ぎで飛行機に乗ったはいいが体調が悪くなった、なんてことになったら目も当てられません。

ちなみに格安航空会社(LCC)を選んだ場合は、航空会社や空港によって異なりますが、だいたい出発時刻の30分前までにはチェックインをすませなければならないので、もっと早く空港に着く必要があります。

空港到着は、国内線の場合、チェックイン締め切り時間の30分前を目安にするといいでしょう。

もちろんもっと早く着いても問題ありません。空港には売店や飲食店があるので、そこで時間を潰すことができます。

空港に着いたらまずチェックインする

空港に着くと、各航空会社のカウンターへの行き先が至るところに掲示されていると思うので、それをたどっていきます。

搭乗予定の航空会社のカウンターについたら、チェックインカウンターに向かいます(チケットレスサービスを利用している場合はこの項は飛ばしてください)。
「チェックイン」とは搭乗手続きのことで、これからこの飛行機に乗りますよ、ということを航空会社に伝える作業のことです。

航空会社のカウンターはいくつかのセクションに分かれていますが、その中に自動チェックイン機が並んでいるところがあるので、そこでチェックインを行います。

チケット購入時に使用したクレジットカード、もしくは確認番号を入力し、氏名と搭乗機、時間を確認後、座席指定(座席が並んでいる飛行機内部の図が出てくるので、空いているところをタッチ)すると、搭乗券が発券されます。

航空券と搭乗券の違い

「航空券」と「搭乗券」、この2つは似ているようで微妙に意味合いが異なります。

航空券は乗る飛行機を予約・購入した段階のもので、搭乗券は座席指定をして搭乗口が記載されたものを指します。チェックイン前が航空券で、チェックイン後に発行される通行証が搭乗券となります。

英語だと航空券は「Air Ticket」、搭乗券は「Boarding Pass」と言いますが、こちらのほうがニュアンスがわかりやすいかもしれません。

チケットレスサービスだとチケット購入後にすぐ座席指定まで行えてしまうので、航空券と搭乗券の違いを意識することはなくなってきています。

手荷物を預ける

チェックインして搭乗券を手に入れたら、手荷物カウンターへ行きます(機内持ち込みの荷物だけの場合はこの項は飛ばしてください)。たいてい発券機の隣くらいにあると思います。

X線検査機の中を通して荷物をチェックした後に、カウンターで荷物を渡します。

そのとき搭乗券の提示を求められるので、すぐに出せるように用意しておきましょう。
手続き後に手荷物引き換え証を受け取ります。

LCCの場合は、受託手荷物は有料になります。
サイズや重量など細かい規定があるので、事前に調べておきましょう。

基本的には予約の際に申請しておくものですが、予約なしで空港で直接預けることもできます。ただその場合は割高になってしまうので注意が必要です。

保安検査場を通る

荷物を預けたら、保安検査場を通って出発ロビーに入ります。

保安検査場は、荷物のX線チェックと身に着けている金属品のチェックを行うところです。
搭乗券に搭乗口に近い保安検査場の番号が書いてあると思うので、そこに並びます。

JALやANAといった大手航空会社の場合は出発の15分前、LCCではだいたい20~25分前までに保安検査場を通る必要がありますが、前述したように最近では保安態勢の強化のため混みあうことがあるので、余裕を持っていくようにしましょう。
特にゴールデンウィークやお盆、年末年始は混雑しています。

保安検査場に着いたら、時計や鍵、スマホ、タブレットなどの金属製品と、ペットボトルなどの液体類を、検査場の手前に積んであるカゴに入れます。

ハサミや工具など、機内に持ち込めないものもあるので注意しましょう。その場合は預けることになるのですが、花火やキャンプ用ガスなど爆発する恐れのあるものや、人に危害を与える恐れのある危険物は、持ち込みも預かりもできません。

保安検査場の前に、持ち込めないもの一覧が表示されているのでチェックしておきましょう。

機内持ち込みの手荷物は、3辺の合計が115cm、重さが10kg以内のものに制限されています。また、それぞれの辺は40×55cm×25cm以内に収まる必要があります。

ただこのサイズと重量は、航空会社や使う飛行機の大きさによって変わってくるので、事前にチェックするようにしてください。
特にLCCの場合は、少しでもオーバーした場合に追加料金を取られることもあるので気をつけましょう。

準備ができたら列に並びます。
荷物をベルトコンベアのようなところに乗せて、自分の順番が来たら、搭乗券かスマホなどに保存した2次元バーコードを係員の指示通りに機器にかざします。

この機器は駅の改札機ほど反応はよくないので、音が鳴るまで動かさずにかざしておきます。機器に直接くっつけてもいいです。

その後、検査機をくぐるわけですが、検査機に反応すると当然列が止まってチェックされるわけで、後ろの人にイラっとされる可能性が高いです。

できるだけ一発で通過できるように、ポケットの中をしっかりチェックしておきましょう。
安全靴のように金属の入った靴も反応してしまうので注意が必要です。

ベルトのバックルくらいなら、反応せずにそのまま通過できます(ごついバックルはもしかしたら反応するかもしれませんが)。
いちいち取り出してカゴに入れるのが面倒なら、あらかじめ金属類を荷物の中に入れておくのも手です。

もし検査機に反応してしまったら、思い当たるものを取り出して、もう一度くぐります。それでも鳴る場合は、空港職員に直接金属探知機で検査されます。
その場で行われる検査でそこまでたいしたものでもないので、身構えずに職員の指示に従いましょう。

無事くぐり抜けることができたら、X線検査を受けた荷物を受け取って、搭乗口に向かいます。

出発ロビーに入り搭乗口に行く

保安検査場を抜けたら、搭乗券に記載されている搭乗口に行きます。

わかりやすく案内されているので迷うことはないと思いますが、利用する便によっては意外と遠くて結構歩くかもしれません。

搭乗口のところに行ったら、たくさん並んでいる椅子に座って待ちます。

早く着きすぎたら売店でお土産を買うなどして時間を潰しましょう。
機内持ち込み荷物は、メインの荷物プラス座席の下に入る程度のちょっとした手荷物が認められています。

出発の15分ほど前になるとアナウンスがあり、いよいよ搭乗するわけですが、焦りは禁物です。一般の乗客は、優先搭乗の乗客(搭乗するのに手伝いの必要な方や、航空会社の特定の会員)の後になります。

行列がなくなるまで待ってから乗り込んでもいいのですが、機内は手荷物を収納する乗客などで結構混雑するので、それが嫌なら早めに並んで乗り込みましょう。

自動改札機は、保安検査場を通るときと同じように、2次元バーコードをかざして通過します。

通過後に職員から座席番号が書かれた紙を渡されるのでそれを受け取ります。

基本的にはそのまま歩いて機内に入るのですが、バスを使って飛行機まで移動するパターンもあります。
時間がかかって面倒ではあるのですが、直接飛行機の機体を見られますし、タラップも使えるのでいい経験にはなると思います(笑

飛行機搭乗後の行動

飛行機内

機内に入ったら、上の棚のあたりに座席番号が振られているので、自分の座席を探して着席します。

手荷物がある場合は、上の棚に収納します。棚の扉は最後に客室乗務員が閉めるのでそのままで大丈夫です。
手荷物は前の座席の下にも収納できるのですが、客室乗務員は基本的に上の棚を使うことをすすめてくるので、素直に従っておきましょう。

ちなみに上の棚は飛行中は勝手に開けられないので、手元に置いておきたいものがあったら、あらかじめ出しておくようにします。

機内が寒く感じる場合は、客室乗務員に言えば毛布を持ってきてくれます。

窓側の席を取った場合は、そのまま座ってシートベルトを締めます。通路側の場合は、隣の席が埋まってから締めましょう。
このタイミングで、携帯の電源をオフにするか、機内モードにします
あとは出発を待ちます。

ちなみに飛行機の出発時刻というのは飛び立つ時刻ではありません。動き出す時刻です。

その後滑走路をぐるぐる回って、管制塔からOKが出てからようやく飛び立つのですが、実際は出発時刻になっても動き出さないこともしばしばです。天候に左右されやすく、なによりも安全第一なのでしかたないです。

飛行機は上昇と下降にだいたい15分ずつくらいかかります。

上昇して水平飛行になってから少したつと、客室乗務員が席をまわって飲み物を配るサービスがはじまります。

飲み物の種類を聞かれるのでひとつ選んで伝えます。たいていコーヒー、ジュース、スープとかそんな感じです。
客室乗務員が飲み物を準備している間に、座席前のテーブルをおろしておきましょう。

飲み終わったカップは、あとで回収しにきたときに渡すか、前の座席の袋のところに入れておきます。

あとは持ってきた本を読んだり、備えつけのイヤホンで音楽を聴いたり、眠ったりして、着陸まで自由に過ごしましょう。
イヤホンは座席の内側に差し込み口があります。番組内容は、座席前の袋に入っている機内誌の最後のページに載っています。

着陸前になるとトイレが使えなくなるので、早めにすませておきましょう。

着陸後の行動

着陸してもベルト着用サインが消えるまでは立ってはいけません。

ベルト着用サインが消えると同時に、まわりの乗客がすごい勢いで立ち上がって支度をはじめると思いますが、そこから飛行機のドアが開くまで少し時間がかかるので、焦らずゆっくり待ちましょう。

飛行機を降りたら、受け取り荷物がある場合は案内をたどって到着空港の荷物が届くところに行き、荷物がない場合はそのまま外に出ます。
再入場はできないので注意してください。

荷物はベルトコンベアで送られてきます。

手荷物受取所でしばらく待っているとベルトコンベアが動き出すので、自分のバッグを見つけたら取って、引き換え証の番号と照合します。
出口のところに係員がいるので、引き換え証をチェックしてもらってから渡して外に出ます。

 

以上、「国内線、1からわかる飛行機の乗り方完全ガイド」でした。

案ずるより産むがやすし。
ぜひ飛行機を活用して旅を楽しんでください。

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