チェスターコートの丈の長さの選び方 – ビジネスとカジュアルで使い分けよう

ネイビーのチェスターコートを着た男性
当サイトには広告・プロモーションが含まれています

フォーマルやビジネスだけでなく、ここ数年はカジュアルでも人気の高いチェスターコートですが、丈の長さでその印象は変わってきます。

今回はチェスターコートの丈の長さについて、解説していきたいと思います。

スポンサーリンク

カジュアルとビジネスで丈の長さを変えてみよう

カジュアルで人気が出はじめたころのチェスターコートは、膝上の短めの丈のものがほとんどでしたが、現在ではクラシック回帰のトレンドもあり、膝丈くらいの長めのものも増えてきています。

どの長さを選んでももちろんいいわけですが、丈の長いものほど重厚でフォーマル感があるので、クラシックな着こなしを意識するなら長めの丈をチョイスするといいと思います。
逆に軽快にさっと羽織るような感じでカジュアルに着こなしたいなら、膝上丈の短めなものが適しています。

というわけでフォーマルやビジネス用途には堅実なイメージの長めの丈で、カジュアル用途には短めの丈、というのがバランスがいいのではないでしょうか。

スーツの上から着るときに、やけに丈が短かったらチェスターコートのクラシックな雰囲気がなくなってしまいますしね。
伝統がある大人っぽい雰囲気のアイテムは、そのまま大人っぽく着るのが正解だと思います。

ビジネスとカジュアルで着回さない

ビジネスとカジュアルで、ひとつのチェスターコートを使いまわすのはあまりオススメできません。

ひとつはサイジングの問題で、スーツの上から着るコートをジャケットを脱いだ状態で着ると、肩が落ちたり身幅がダボダボになったりして体にフィットしないからです。

最近はビッグシルエットが流行っているので、スーツの上から着る大きめのチェスターコートを、休日はオーバーサイズのチェスターコートとして着る、というのも考えられます。しかし、今のカジュアルで人気があるビッグシルエットのコートというのは単純にワンサイズ上のものではなく、カジュアル向けにジャケットを着ないトップスに合わせて計算されたデザインやシルエットのものなので、ビジネスで着用しているものをそのままカジュアルに転用しても、うまく着こなすのは難しいと思います。

また、コートの傷みの問題もあります。
平日に着ているコートを休日にも着用すると、コートはすぐに傷んでしまいます。
コートは定期的に着ない日を設けて休ませることで、長持ちさせることができます。

そもそも平日も休日も同じコートで過ごすというのは、ファッション的にあまり楽しくないですよね。

まとめ

チェスターコートの魅力を存分に引き出すなら、カジュアルでもある程度の丈の長さがあるものを選ぶことをオススメします。

現在の主流は膝上丈(太ももの真ん中よりちょっと下)で、長くても膝丈くらいですが、そのあたりの長さをチョイスすれば流行りに関係なく長く着ることができます。

スポンサーリンク