【メンズ】ユニクロ×トーマス・マイヤー2018春夏レビュー オススメのアイテムはこれ!

ユニクロ×トーマス・マイヤー2018SS
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ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブディレクターであるトーマス・マイヤーとユニクロによる、待望のコラボコレクションが発売されました。

今回のコレクションのテーマは「リゾートウェア」です。
太陽が燦々と降りそそぐ昼間のリゾート地よりも、少し涼しさを感じる夕暮れのビーチが似合うようなデザインだと思います。

前回は発売前レビューを行ったのですが、今回は実際に着てみた感想をお届けします!

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トップス

スーピマコットンTシャツ(半袖)

TM-スーピマコットンTシャツ(グレー)

スーピマコットンTシャツ(グレー)
1,500円(税抜)

発売前から気になっていたこのTシャツ。実物もかなりよくて、グレーとネイビーを買いました。今回のイチオシです。
レビューに関しては↓の記事にまとめてあります。

スーピマコットンプリントTシャツ(半袖)+E

TM-スーピマコットンプリントTシャツ+E

スーピマコットンプリントTシャツ+E
1,500円(税抜)

今回のコレクションのアイコンにもなっているヤシの木がプリントされたTシャツ。
この手のデザインTシャツはお好みでといった感じです。
ちなみにこのヤシの木のイラストは、近くで見ると網点のようなドット感があります。

エアリズムフルオープンポロ(半袖)

TM-エアリズム フルオープンポロ

エアリズム フルオープンポロ
2,990円(税抜)

発売前レビューでは生地の質感次第ということで保留にしていたエアリズムフルオープンポロですが、実物を見るとそこまで安っぽい感じではなかったです。
ただツルンとした質感でスクエアなシルエットは好みが分かれるかも。

ボタンをオープンにしてジャケットのように羽織るのではなく、ボタンを留めてきっちり着たほうがこの服のよさが出ると思います。

・追記(2019.7.2)
ユニクロの通常ラインに「エアリズムフルオープンポロシャツ(半袖)」がありますが、マイヤーのデザインとほぼ同じです。

ユニクロ公式 | エアリズムフルオープンポロシャツ(半袖)
ユニクロのエアリズムフルオープンポロシャツ(半袖)(メンズ)。購入者のレビュー、ユーザーのコーデは必見。店舗在庫もこちらから。

エアリズムポロシャツ(半袖)

TM-エアリズムポロシャツ

エアリズムポロシャツ
1,990円(税抜)

生地の見た目は通常ラインのドライカノコポロシャツと似ています。
質感はドライカノコよりも柔らかく、裏はツルツルしていて肌触りがいいです。

通常ラインのポロシャツとの違いは、前立て(ボタンを留める部分)が太めにできていることです。
襟は短めなので、立てて着るのもアリだと思います。襟を立てる場合は、剣先を少し寝かせるなど、さりげなさを心がけましょう。

カシミヤクルーネックセーター(長袖)+E

TM-カシミヤクルーネックセーター+E

カシミヤクルーネックセーター+E
9,990円(税抜)

なぜこの季節に、という感じのカシミヤ100%のクルーネックセーター。でもモノはいいです。
そんなに厚みはなくゆったりとしたシルエットで、初冬あたりに活躍しそうです。
ダークグリーンはニュアンスのある色合いで、定番色以外のニットがほしい人にオススメです。

フライトジャケット+E

TM-フライトジャケット+E

フライトジャケット+E
5,990円(税抜)

フィールドジャケットっぽいフライトジャケット。
店頭にもあまり数がなかったですし、結構売れているのではないかと思います。

発売前レビューでは保留としていたのですが、実際見ると結構いいですね。ダボっとした感じもなく体にフィットするシルエットで、生地もしっかりしています。ダークグリーンはやはりミリタリー感が強いです。

第一ボタンを外して襟を寝かせて着ると、リラックスした雰囲気を出せます。

コットンジップアップブルゾン+E

TM-コットンジップアップブルゾン+E

コットンジップアップブルゾン+E
4,990円(税抜)

ポプリン素材のジップアップブルゾン。
Uniqlo Uのスイングトップブルゾンや、JWアンダーソンのシアサッカーショートブルゾンみたいな感じかと思いきや、それらのものより圧倒的に薄いです。袖のあたりなどはちょっと厚手のワイシャツくらいな感じです。やはりビーチリゾートというのを考えて作られているんだなと。

シルエット的にはタイトでもビッグでもなく普通です。袖がやや長めかも。

エアリズムスタンドジャケット

TM-エアリズム スタンドジャケット

エアリズム スタンドジャケット
2,990円(税抜)

エアリズム機能のあるスタンドジャケット。
思ったより薄手で暑苦しさはなく、さらさらとしていて肌触りもいいです。

海からあがったあとに、体が冷えるのを防ぐためにさっと羽織ったりするとかっこいいんじゃないでしょうか。リゾートウェアコレクションですしね。

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ボトムス・スイムウェア

イージーチノショートパンツ

TM-イージーチノショートパンツ

イージーチノショートパンツ(ダークグリーン)
2,990円(税抜)

正面から見るとただのチノショートパンツで、どのあたりがイージー? と思うかもしれませんが、このショートパンツはウエストの後ろ半分がゴムになっていて、内側のひもで太さを調整できるようになっています。ベルトループはありません。

普段31インチをはいていますが、このパンツはMサイズがジャストでした。
長さ、太さともにバランスがよく、年齢を問わずはきこなすことができると思います。オススメアイテム。

コットンイージーパンツ+E

TM-コットンイージーパンツ+E

コットンイージーパンツ+E
2,990円(税抜)

ポプリン素材のイージーパンツ。薄手でほんのり光沢感があります。
リラックスシルエットですが、ワイドパンツというほど太くはないです。

アンクル丈ではなく普通に裾が長いので、裾上げが必要になるかもしれません。オンラインで買うなら裾上げは試着してからのほうがいいです。

スイムショートパンツ(カラーブロック)

TM-スイムショートパンツ(カラーブロック)

スイムショートパンツ(カラーブロック)
2,990円(税抜)

カラーブロックデザインのスイムパンツ。ウエストはスナップボタンで、前開き部分はファスナーではなくベルクロです。
ネイビーとダークグリーンとカーキの組み合わせが個人的にすごく好きです。ただスイムパンツとしてはもう少し長いほうがよかったかも。

内側は水着らしくメッシュ状になっていますが、インナー(サポーター)がついていないので、別途用意する必要があります。短めのパンツですし、そのままはくと座り方によってはコンニチワしてしまう恐れも(笑

生地の質感としては明らかに水着なので、街着には適していない気がします。リゾート地ならいいと思いますけどね。

グッズ

ビーチサンダル+E

TM-ビーチサンダル+E

ビーチサンダル+E
1,990円(税抜)

中敷部分がパイル地のような質感で、肌触りが気持ちよさそうです。
発売前の商品画像だとダークグリーンとネイビーの色の違いがよくわからず、実物を見たら光の加減で違いがわかるのかなと思っていたのですが、実際はサンダルの底の部分の色が違うだけでした(笑
鼻緒と中敷はともにブラックです。

中敷の素材は綿75%、ポリエステル25%なのですが、素朴な疑問としてこれを海や川で履いて水に濡れた場合、中敷がびしゃびしゃになるのではないかと。
まあどのみち裸足で履くものなので、そんなに気にしなくてもいいのかもしれませんが。

買ってはいけないアイテムはなし

このサイトでユニクロコラボを取り上げるときに「買ってはいけないアイテム」を紹介することがありますが、今回のトーマス・マイヤーコラボでは特にないです。

アイテム数自体が少ないというのもあるのですが、極端なシルエットのものはないですし、デザインがシンプルで、色もネイビー、ダークグリーン、ブラックなど、合わせやすいものばかりだからです。
+J以来久々に、ユニクロと親和性の高いデザイナーが出てきたように思います。

強いていうならコットンイージーパンツ+Eの、薄く、軽い光沢感のある生地の質感は評価が分かれるところかもしれません。

コラボの経緯について

WWDに掲載されたトーマス・マイヤーのコメントに以下のようなものがあります。

私が『ユニクロ』を好きなのは、二番煎じではないところだ。ファストファッション・ブランドはデザイナーズブランドのカット(デザイン)を真似して安価で販売しているが、「ユニクロ」は本当の服を真摯にデザインし、仕立ても素晴らしく、素材を集約して価格を下げている。フィーリングも見た目も良く、自分が長く大切にできる服だ。

前回の記事で、トーマス・マイヤーとユニクロがどのような経緯でコラボすることになったのか興味深いということを書いたのですが、このコメントにその答えのひとつがあるように感じます。もしかするとトーマス・マイヤーだけでなく、ユニクロとコラボしてきたほかのデザイナーたちも同じようなことを考えていたかもしれません。

もちろん金銭等の条件のよさや一般層への知名度アップなど、ユニクロと組むことで得られるメリットが大きいというのもあると思います。しかし、デザイナーたちのクリエイティビティがファストファッションによってすぐ消費される世の中において、あくまでベーシックにこだわり、デザイナーズブランドと競合することのない「LifeWear」というコンセプトで服作りをしているユニクロのことを、同じ業界の人間として好感の持てるビジネスだと感じているからこそ、デザイナーたちはコラボを引き受けたのではないでしょうか。

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