11月末といえば、毎年おなじみのユニクロ誕生感謝祭です。
今年は11/22(木)から26(月)まで。
昔のようなものすごい値引きの目玉商品は少なくなったとはいえ、大規模なセールはやはり魅力的です。
今回は、アレキサンダーワンとユニクロのヒートテック(エクストラウォームクルーネックT・極暖)を限定価格でゲットしたので、それについて紹介します
ちなみに発売は11/9なので、速報性はゼロです(笑
アレキサンダーワンとは何者か
アレキサンダーワンは、アメリカのファッションデザイナーです。1983年生まれで現在34歳(1984年生まれという説もあり)。
2004年に自身のブランドをスタートさせ、2007年にコレクションデビュー(ニューヨークコレクション)。
その後、数々の賞を受賞し、2012年から2015年までバレンシアガのクリエイティブディレクターを務めました(ちなみに現在流行りのオーバーサイズのバレンシアガのアイテムは、後任のデムナ・ヴァザリアによるもの)。
黒をメインとした色使いや、ストリートのエッセンスを取り入れた都会的なデザインが、世界的に高い評価を得ています。
ユニクロとはじつは10年前に一度コラボしています。
そのときは複数のデザイナーとコラボした「デザイナーズ・インビテーション・プロジェクト」の中のひとりで、レディースのみでした。
2008年のそのコラボから10年、世界のトップデザイナーとしてアレキサンダーワンが帰ってきました。
アレキサンダーワンのヒートテックの特徴
身長172cm、体重64kgでサイズはMです。シルエットは通常ラインのヒートテックとそれほど変わりません。
このヒートテックのデザイン面での特徴は、フロントとバックの真ん中を縦断する切り替えのラインです。さらに背中側だけにあるラグランスリーブの切り替えとフロント側のダーツ、そして脇の下のラインが、通常のヒートテックとは異なる「デザインされたもの」という印象を与えます。見れば見るほど、よくできてるなと感じます。
動きやすさに関しては、ご存知の通りヒートテックはかなり伸縮する素材のため、通常ラインと特に違いはないです。
素材も若干の配合の違いはあるものの、メンズの通常ラインのものと大差はありません(ちなみにレディースのエクストラウォームとまったく同じです)。「ヒートテックリブ」のほうだと全体がリブ素材でできているので、通常ラインとの違いを感じることができると思います。
中央を縦断する切り替えによって、裏側には縫い目の段差ができていますが、このヒートテックは肌に密着するほどピチピチではないので、着心地としてはそれほど気になりません。
ただ、チクチクするのが嫌で服の襟裏のタグも取ってしまうようなタイプの方でしたら、このヒートテックは避けたほうがいいかもしれないです。
色はホワイト、ダークグレー、ブラック、イエローの4種類。
イエローはアディダスとのコラボを思い出させるトレンド感のある蛍光色です。やや緑がかったイエローといった感じですね。この色は通常ラインでは絶対に出ないであろう色であり、インナーからチラ見せすることでかなりインパクトのあるレイヤーを表現できます(人気ですでに全部売り切れですが……)。
アレキサンダーワンのヒートテックの感想
アレキサンダーワンがヒートテックというアンダーウェアをどうデザインするのか興味があったのですが、正直なところわりと普通だなと思いました。
まあアンダーウェアとしての機能性を考えると、そうならざるを得ないのかもしれません。デイリーユースに適した、ユニクロ利用者にとってやさしい作りというか。
多くの切り替えを使って構成したりと、かなり凝ったものではあるんですけどね。
下着としてではなくTシャツ感覚で着られるとのことですが、ぱっと見のデザインに大きな特徴があるわけでもないので、あえてそういう着方をする必要はないかなと。
ユニクロとしてはワンに普通の服を手がけてほしかったはずで、このコラボがWin-Winといえたのかどうかは判断しかねるところです。
次回に期待……というか次があるんだろうか。
・追記(19.4.14)
次回がありました↓