コートの正しい袖の長さをおさえておこう

チェスターコートを着た男性

ジャケットやシャツの袖の長さを気にかけていても、コートの袖は買ったままの状態で手をつけていないという方は結構いるのではないでしょうか。

コートにもジャケットやシャツのように、適切な袖の長さがあります。特にコートは体の広い面積を覆うため、袖口の長さのバランスが見た目にも大きく影響します。

コートの袖を正しい長さにして、全身をすっきりとバランスよく見せましょう。

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手の甲が三分の一くらい隠れるのがジャスト

コートの袖の基本は、なかに着ているトップスの袖が完全に隠れる長さです。

フォーマルやビジネスシーンにおけるスーツを例にとると、シャツはジャケットの袖から1.5cmほど出た状態で、腕をおろしたときにシャツの先端は手首の出っ張った骨が隠れるくらいの長さになっているのが一般的だと思います。

コートの袖は、そのシャツの袖が出ない長さが求められるので、手の甲が三分の一くらい隠れる長さが必要になります。

コートの袖(ジャストサイズ)

ジャストサイズのコートの袖

それより短いと、肘を曲げたりしたときなど、ちょっとした動きでシャツが見えてしまいます。
特に長めのコートの場合は、コートの袖が短いと全身を見たときにバランスが悪く見えるので気をつけましょう。

また、手の甲の三分の一よりも長いと、コートに「着られている感」が出てしまいます。
親指と人差し指の付け根のVの底の部分が隠れてしまったり、手を握ったときにコートの袖が簡単につかめてしまうのは長すぎです。

コートの袖(NG)

短すぎる袖(左)と長すぎる袖(右)

カジュアルシーンの場合は、コートの袖をまくるような着こなしもあるくらいで、もはやなんでもありな状態なのですが、基本はやはりインナーの袖が隠れる長さです。

よく外国人モデルが着ているコートの袖からインナーが出ている状態の商品写真がありますが、あれはそういう着こなしを推奨しているわけではなく、手足が長く細身のモデルの体型と、日本人向けに作られた商品が合っていないという理由が大きいと思います。
実際ユニクロでも日本向けと欧米向けを比べると、2cmほど欧米向けのほうが袖が長くなっています。

ちなみにひと口にコートといっても、チェスターコートやトレンチコート、ピーコートなどさまざまな種類がありますが、袖の長さの基本は同じです。
コートの種類によって、推奨される袖の長さが短めだったり長めだったりということはありません。

コートの袖口のお直しをしよう

袖が長すぎるコートは、洋服のリフォームに出してジャストの長さにしましょう。

飾りボタンがついている程度のシンプルな筒袖でしたら、2~3,000円くらいで丈詰めができると思います。

袖口にストラップ(ベルト)やベロがついているものの場合は、それらをいったんはずして位置を変えるか、それができないようなら肩から詰めなければならないので割高になります。

袖をのばす丈出しは、袖の折り返しの部分の生地の余り具合によって、どこまで出せるか変わってきます。

・コートの袖を直す際はインナーの厚さに注意

お直しする際の注意点として、インナーの厚さによってコートの袖口の長さが微妙に変わってくるということがあげられます。

厚手の服をなかに着ていると、その分コートの肩のあたりの生地が引っ張られて袖が上がります。特にラグランスリーブ(肩と腕の部分がひと続きになっている袖)でその傾向が強いです。

たとえば、冬物が出そろってくる10月にコートを買ったとします。
10月だとまだ薄手の服を着ることも多く、その服を着た状態でコートを試着すると、袖が長いように感じることがあります。

その感覚のままお直しに出してしまうと、いざ真冬になって厚着をしたときに、コートの袖が短くなってしまいます。

お直しに出す前に、冬服を着た上からコートを羽織って、袖の長さを確かめるようにしましょう。

 

以上、コートの正しい袖の長さについてでした。

コートは一年、二年で着なくなるということはあまりないと思うので、多少コストはかかっても、適切な長さにしてすっきりと着られるようにしておくことをオススメします。

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