バレルレッグパンツというのはその名の通り、樽(バレル)のような形のパンツのことです。
腰回りから太ももにかけてゆったりとした膨らみがあり、膝から裾に向かって、緩やかにカーブしながら細くなっていく形状(テーパード)をしています。
似たようなアイテムでキャロットパンツというのもありますが、キャロットパンツよりも膨らみが若干下側(膝より)になっているイメージです。
バレルレッグパンツは、2024年ごろからレディースを中心として流行りはじめ、現在ではその流れがメンズにも波及しています。メンズでいうと、GUのバレルレッグジーンズがかなりヒットしているみたいです。
今回は、先日購入したH&Mのバレルレッグパンツについて紹介します。
H&M リラックスフィットチノパンツのディテール

H&M リラックスフィットチノパンツ ブラック
5,499円
商品番号: 1299862001
H&Mのオンラインストアで購入しました。
商品名は「リラックスフィットチノパンツ」なのですが、シルエット的にはバレルレッグです。
商品説明のところには“バレルレッグ。リラックスフィット。カジュアルでありつつ、オーバーサイズではないシルエット”と記載されています。
商品説明に“オーバーサイズではないシルエット”とあるように、バレルレッグではあるものの過剰さはなく、控えめな形になっているので、割と誰でもはきやすいのではないかと思います。
バレルレッグの裾は、サイドを斜めに縫い合わせることによってテーパードを作っている場合が多いのですが、このパンツでは裾を絞ってシェイプを作っています。

シェイプされた裾
背面にはウェルトポケットが2つあります。ウェルトポケットというのは、スーツの胸ポケットのような形状のもののことです。
正直、H&Mのカジュアルパンツのパッチポケットはチープさを感じるものが多いので、ウェルトポケットでよかったです。

ヒップポケット
素材はコットン100%。ポケット裏地がポリエステル65%、コットン35%となっています。
かなりしっかりとした厚手の生地です。
バレルレッグパンツをはいてみた

172cm/65kg 31インチ着用
172cm/65kgで31インチをはいています。
個人的に31インチはジャストサイズなのですが、このパンツは31インチにしてはウエストが大きめです(平置き状態で43cm)。1インチ下でもよかったかもしれません。
股下は68cmと短め。正直、あと2、3cm長いほうがよかったのですが、裾をたるませないほうがシルエットがきれいに出るので、これはこれでいいかなと。
正面から見るとしっかりと太いのですが、横から見るとそこまででもないです。

サイド
パンツのシルエットを見せるために、あえてTシャツをタックインして撮影したのですが、意外と似合うことに気づきました。タックイン向きのパンツ、といえるかもしれません。

タックインするのもよき
あとがき
最初に試着した時は、ずんぐりして微妙な感じに見え、これは返品かなーと思ったのですが、靴を履いてみたら、意外と悪くないぞ、と感じました。
バレルレッグパンツというと、若者向けのトレンド感のあるパンツ、というイメージですが、控えめなシルエットのものを選べば「大人の男」にも似合うのではないかと思います。
ベーシックなものから少しはみ出したファッションにチャレンジしてみたい方はぜひ。