今時のオシャレなネクタイの結び方をおさえておこう【プレーンノット】

ネクタイを締める男性
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ネクタイ選びといえば色と柄のことばかり考えてしまいますが、結び方も重要です。どんなにいいネクタイでも、その締め方でぱっと見の印象やバランスが大きく異なってきます。

首元は視線が集まりやすい部分です。今一度ネクタイの結び方を確認しておきましょう。

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現在の主流は「プレーンノット」

ネクタイの結び方は数多くありますが、現在のスーツスタイルには「プレーンノット」(正式にはフォアインハンドノット)をおさえておけば大丈夫です。

今はあまり結び目を大きく作らないのが主流なので、おそらく多くの方が最初に学ぶであろうこのシンプルな結び方が、一番現代的な雰囲気をもたらしてくれます。

結んだ後に指で三角形の頂点をぎゅっとつまむことで、きれいな形にすることができます。

プレーンノットの結び方

左右対称を望むなら「セミウィンザーノット」

一番のオススメはプレーンノットなのですが、これは結び方の特性上どうしても左右非対称になってしまいます。
それがしっくりこない方は、「セミウィンザーノット」(ハーフウィンザーノットとも言います)を試してみてください。

この結び方なら左右対称で、なおかつあまり結び目を大きくすることなく締めることができます。

セミウィンザーノットの結び方

「ディンプル」を忘れずに

ネクタイのディンプル

「ディンプル(Dimple)」とは「えくぼ」を意味する英語で、ネクタイの結び目の下にできる窪みのことを指します。これをきれいに入れることで、スーツのVゾーンのオシャレさが際立ちます。

2つに折りたたまれたシワのようになるのではなく、雨粒のような形にするのが理想です。

ちなみに葬儀の場では可能な限り装飾を配するのがマナーなので、ディンプルはNGです。
いつものくせで入れてしまう場合もあると思うので、注意しましょう。

ネクタイの幅はラペルとそろえる

ラペルとネクタイとシャツの襟の幅を合わせる

ラペルとはジャケットの下襟のことで、この幅とネクタイの剣先部分の幅を合わせると、Vゾーンまわりのバランスがよくなります。

目安としては8cm~8.5cm程度です。

これに関してはそこまで意識しなくても、現在のビジネス向けのスーツはたいていラペルが8.5cm前後で作られており、ネクタイもそれくらいの太さのものがメインなので、自然とマッチしている場合が多いと思います。

注意するのはナロータイを使用するときです。

細身のほうがかっこいいからとナロータイを使っても、ジャケットのラペルが太いものだとバランスがおかしくなってしまいます。
ナロータイはラペルの細いジャケットを着用するときに使うようにしましょう。

さらに完璧なバランスを求めるなら、シャツの襟の首元から襟先までの長さをネクタイとラペルの幅と同じにすると、隙のない仕上がりになります。

ネクタイの長さはベルトに少しかかる程度に

ネクタイの正しい長さ

ネクタイの長さは全体のバランスに関わる重要なポイントです。

最適な長さは、ベルト半分くらいにかかる程度です。

短すぎるとどこか間の抜けた印象になってしまいますし、長すぎるとだらしなく見えてしまいます。

たまに見かけるのですが、長すぎるネクタイの先をパンツの中に入れるのはやめましょう。あれがスタイルのひとつとして許されるのは、ダウンタウンの松本さんだけです。

シャツのボタンとネクタイはしっかり締める

若い方に多いのですが、シャツの第1ボタンをはずして太い結び目のネクタイを少し緩めるのを、おそらくは洒落たものと認識して行っているのをよく見ます。正直あれは格好悪いです。

学生時代のブレザーの着こなしの延長線上から来ているのかもしれませんが、ビジネススタイルではNGなので(ブレザーでもよくはないのですが)、少なくともまわりに人がいる状況ではしっかりと締めておくようにしましょう。

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