「わかってるな」と思われる、ちょっとしたスーツの着こなしと振る舞い方8選

ネイビースーツを着た男性

スーツをどのように着るか、そして着た後にどのように振る舞うかによって、その人のスーツに対する知識や思い入れが表れます。そしてそれは見た目や行動の洗練さにもつながってきます。

ほんのちょっとしたことなのですが、わかる人にはわかる、スーツの着こなしと振る舞い方についての解説です。

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座るときにスーツのジャケットのボタンをはずす

スーツスタイルにおいては、座るときにジャケットのボタンをはずしてもいいことになっています。

ボタンをつけたまま座ると、窮屈になってジャケットの形が崩れてしまうためです。
これをマナーと捉える向きもあるようですが、ボタンをはずさずに座ったからといってマナー違反というわけではありません。

着席するときにボタンをはずして、立ち上がるときに留める。この動作をさっとできるようになると、スマートに見られます。

ジャケットのフラップを屋内ではしまう

スーツのジャケットの腰のあたりにフラップポケット(フタ付きポケット)が左右にありますが、そのフラップを屋外では外に出し、屋内ではなかにしまうようにします。

このフラップは元々雨やほこりよけとして作られたものであり、本来の用途通りに出し入れすることによって、「わかってるな」感が一気にアップします。

ネクタイにはディンプルを入れる

ネクタイ-4
ネクタイの結び目のところにディンプル(窪み)を入れると華やかさが出ます。

シワではなく水のしずくのような形の窪みを深めに入れるのがポイントです。

結び方はプレーンノットなど、結び目をあまり大きく作らないのが最近の流行りです。

ネクタイとラペルの幅を合わせる

ネクタイとラペル幅

ジャケットの下襟のことをラペルといいますが、ラペルの一番幅の太いところとネクタイの一番幅の太いところの長さを合わせると、スーツのVゾーンのバランスがよく見えます。

現在のビジネススーツのラペルは8cm~8.5cm程度のものが主流なので、ネクタイの幅もそれくらいが最適です。

さらにシャツの襟元から襟先までの長さをそろえると、完璧なバランスになります。

ネクタイピンを使ってネクタイを少し持ち上げる

ネクタイピン(タイバー・タイクリップ)を使うとネクタイがずれるのを防げるだけでなく、スーツの胸元に華麗さを加えることができます。

ピンの位置は少し高めの胸ポケットあたりにして、そこより上の部分のネクタイを少し持ち上げると、胸まわりに立体感が出てエレガントに見えます。

ネクタイピンをあえて斜めに挿すテクニックもありますが、その辺はお好みで。

ポケットチーフを胸のポケットに挿す

スーツのジャケットの胸ポケットに、ポケットチーフを挿すことによってオシャレ度がぐっと増します。

さまざまな挿し方がありますが、まずはベーシックなTVフォールドがオススメ
素材はリネンかコットン、色は白で。

ポケットチーフをTVフォールドに折る方法

ベルトの穴は3つ目しか使わない

スーツのパンツに使うベルトにはたいてい5つの穴があいていますが、留めるのは3つ目の穴だけにします。

ベルトというのは3つ目の穴を使うことによって、締めたときにもっともバランスのいい仕上がりになるように作られているからです。
ほかの穴は飾り穴と思って使わないようにしましょう。

1つ目と2つ目の穴を使うとベルトの余りが短く太った印象を与えてしまいますし、4つ目と5つ目の穴を使うとベルトの余りが長くなりすぎて、ぱっと見のバランスが悪くなってしまいます。

本切羽の第1ボタンをはずす

本切羽(ほんせっぱ)とは、スーツのジャケットの袖の部分が実際にボタンで開閉できるようになっているデザインのことです。高級なスーツやオーダースーツで使われることが多いです。

その本切羽の第1ボタンをあえてはずすことによって、洒脱さを演出することができます。

ただしこれはオシャレとしてはかなりぎりぎりのラインであり、見ようによっては高いスーツであることをひけらかしているようにも取られかねません。というわけで、これをやるかやらないかは各人の好みと価値観で。

まあ本切羽の第1ボタンをはずしたからといって、高いスーツをひけらかしやがって、と思う人はまずいないとは思いますが。

 

以上、「わかってるな」と思われるスーツの着こなしと振る舞い方7選でした。

スーツ姿をよりエレガントに見せるために大切なのは、派手な色使いやアイテムではなく、立ち居振る舞いやベーシックなアイテムの使い方の「ちょっとした差異」の積み重ねです。
そこをおさえてスーツスタイルをグレードアップさせていきましょう。

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