夏といえば肌の露出が多くなる季節。そして肌の露出が多くなると気になるのがムダ毛です。
女子ウケの悪い男性のショートパンツですが、その原因のひとつにもさっとしたスネ毛の存在があります。
だからといってカミソリで剃ってツルツルにしてしまうと見た目が不自然になってしまいますし、すぐに伸びてジョリジョリとしてくるので、こまめに処理をしなければならなくなります。
そこでオススメしたいのがボディトリマー。
体毛に特化した形状で、ムダ毛を適度にカットしてくれる優れものです。
今回は、美容家電といえばとりあえずここのものを買っておけばまちがいない(と私が勝手に思っている)パナソニックのボディトリマーについて紹介します。
パナソニック ER-GK81とER-GK20
パナソニックのボディトリマーの最新版は「ER-GK81」です。
そして私が持っているのはER-GK60……。
2年くらい前に買って、そのうちレビューしようと思っているうちに、次のバージョンのER-GK61が登場し、いつのまにかそれも在庫限りに。今後はどうやら最上位モデルのER-GK81と、エントリーモデルのER-GK20(電池式)のラインアップになるようです。
以前はER-GK61、ER-GK71、ER-GK80の3つに分かれていたのですが、アタッチメントや充電時間の違いだけで形状はほぼ同じだったので、わかりやすく差別化を図ったのだと思われます。
替刃はどれも同じ型番(ER9500)のものを使っているので、使用感はそんなに変わらないのではないでしょうか。
ちなみに体毛を処理する器具はボディシェーバーと呼ばれることが多いですが、パナソニックではER-GK81に、ボディシェーバーではなくボディトリマーという名称を用いています。シェーブ(剃る)するよりも短く刈り込んで整える(トリム)のに使われることが多いからだと思われます。
剃るのがメインのER-GK40は、ボディシェーバーの名称になっています。
ボディトリマーの使い方
ボディトリマーの使い方、といっても基本的には充電してスイッチをオンにして肌にあてるだけなので、特に難しいことはありません。
ER-GK81には、ダイヤル式で3〜12mmまで1mm刻みで調整できるアタッチメントと、肌ガードアタッチメント(2mm)が付属しています。
ボディトリマーが本領を発揮するのは、肌ガードアタッチメントを使ってデリケートゾーン(陰部)の処理をするときです。
VIOゾーン(ビキニラインやお尻まわり)をカミソリや普通のバリカンで処理しようとすると、肌を切ったり挟んだりしがちですが、肌ガードアタッチメントを使えば、その心配をすることなく安心してムダ毛をカットすることができます(もちろん慎重に行う必要はありますが)。
肌ガードアタッチメントの長さ2mmというのも、想像するよりずっと短く目立たない長さです。
アタッチメントを付けずに直接肌にあてると0.1mmで剃ることができますが、肌の表面が平らで剃りやすいところ以外はアタッチメントを付けたほうがいいです。
本体は防水設計
ER-GK81は、防水機能があるので石鹸剃りも可能です。
本体を丸ごと水洗いすることもでき、ウォータースルー洗浄で刃を外さずに洗い流せます。
とはいえ内部を濡らしたままだと刃の錆びの原因になるので、洗ったあとは刃を外して、刃と内部の水滴を拭きとってから保管したほうがいいでしょう。
刃はワンタッチですぐに外せるので手間はかかりません。
体毛の長さは何ミリにすべきか
パナソニックのサイトのER-GK81の詳細ページに以下のような記載がありました。
3〜5mm 手の甲や指などに
6〜8mm ワキに
9〜10mm 脚や腕に
10〜12mm ビキニゾーンに
いうまでもなくこれは目安であって、最終的には自分の好みの長さで、ということになります。
元々の毛の長さや太さ、密度によってカット後の仕上がりは変わってくるので、まずは長めにカットして、それから徐々に自分に合った長さを見つけていくといいのではないでしょうか。
バリカンとの併用もあり
体毛が濃く、処理する面積が広い場合は、髪の毛をカットするバリカンを併用するのもありです。
ER-GK81は、デリケートゾーンへの使用を考慮していることからヘッド部分が小さく、すねや太ももなど面積が広い部分を刈り込むのには向いていません。
また、充電式なので、全身の毛を処理しようと思ったら途中で電池が切れてしまった、なんてことも。
その点バリカンなら、広い面積を一気にカットすることができますし、ACアダプターと接続して使えるものならバッテリー切れの心配もありません。体毛用に使うバリカンは、高性能である必要はまったくないので、安価なものでも十分に使えます。
全身を処理する必要がある人は、ボディトリマーはデリケートゾーン専用にして、それ以外の部位はバリカンでカットすると時間を短縮できます。
トータルで安く抑えたいなら、エントリーモデルのER-GK20と、バリカンの組み合わせもオススメです。