社会人になってしばらく経つと、日々が同じことの繰り返しで消費されているように感じることがあります。
朝6時半に起きて会社に行き20時ごろに帰ってきて、テレビやネットを少し見て寝る。週末は洗濯と部屋の掃除をしてetc。
仕事においても自分が「やるべきこと」や「やれること」がわかってきて、このまま同じ会社に居続けた場合、どういったキャリアをたどり、どのくらい稼げるのかも見えてきます。
そうなってくると、日常がひどく色あせて見えてくるようになってしまいます。
そこから抜け出すにはどうすればいいのか。
なにも大きな変化を加える必要はありません。
ほんのちょっとした刺激を与えるだけで、日々の生活に新たな視界が開けてくるはずです。
自分が今本当にやりたいことはなにかを考える
まずは一度立ち止まり、今自分が本当にやりたいことを考えてみましょう。
なにも壮大な夢である必要はありません。
彼女を作りたい、結婚したい、テレビでやっていたボルダリングをはじめたい、本をゆっくり読みたい、英語の勉強をしたい、音楽を作ってみたい、料理をはじめたい等々なんでもいいです。
自分がなにをしたいかが明確になると、そのためになにをすればいいかも見えてきます。
ただ惰性で過ごしてきた日々に目標ができることによって、いつもと違う時間の過ごし方ができるようになります。
食事をする場所を変えてみる
外食が中心の食生活でも、意外と決まりきったところでしか食べていないという方は多いです。
週に4日外食をしているなら、そのうちの半分は、行ったことのない飲食店に入って食事をしてみるようにしましょう。
食事というのは生活の中でもマンネリ化しやすい部分です。そこを能動的に変えていくことで、味はもちろん、人との出会いにおいても新たな発見があるかもしれません。
引越しをする
お金も時間も手間もかかることなので、最初に述べた「ちょっとした刺激」には当てはまらないかもしれませんが、引越しをすると日常のすべてが大きく変わります。
部屋はもちろん、通勤ルートも街並みもそこに暮らす人々も、なにもかもが新鮮に映るでしょう。
荷物を一度まとめてからまた配置し直すことになるので、部屋がすっきりして新たな一歩を踏み出せる気分になります。
週末はひとりでプチ旅行に行こう
旅行というのは自分に変化を与えるための定番の方法ですが、そんな頻繁に行けるほどの時間もお金もないという方がほとんどだと思います。
そこでオススメするのが「ひとりプチ旅行」です。
日帰りで行ける近距離の場所に、水筒や軽食を持ってひとりで行ってみましょう。
普段電車で移動している方は車、車通勤の方は電車を使うと、非日常感を味わえます。都会に住んでいるなら海や川、山など自然があふれるところへ行くといいでしょう。
自分自身について見つめ直すいい機会になると思います。
客観的な見方をすると、旅行というのはある地点からある地点への移動に過ぎないわけですが、主観的に見ると、そこには人やモノ、コトが関わってきて、自身の内面に小さな波を生み出します。その波は静かに広がっていき、細胞が代謝するように新たな自分になることができます。
長い間会っていない友だちに連絡してみる
人間関係に変化を加えるというのも、日常に刺激を与えるのに有効です。
家族や職場の同僚、近所に住む友人など、決まりきった人付き合いは、日常を停滞させる一因でもあります。
現在はLINEやFacebook、TwitterなどのSNSで、昔の友人と簡単に連絡を取ることができます。
思いきって声をかけて、旧交を温めてみましょう。
いきなり会おうとすると、人によっては宗教の勧誘かと疑われるので注意が必要です(笑
数字の変化を実感できることをはじめよう
繰り返しの日々から抜け出すのに一番わかりやすい方法は、数字の変化を実感できるものをはじめることです。
一番手をつけやすいのは筋トレやマラソンなど、自分の体を使った運動です。
筋トレならダンベルの重量、マラソンならタイムという、目に見えてわかる数字の変化は、自分が向上していると感じさせてくれます。
以上「マンネリ化したつまらない日常から抜け出す方法6選」でした。
日常を変えるこれらの方法をぜひ試してみてください。