H&Mのアジアンフィットのシャツとノーマルサイズを比較してみた

H&Mアジアンフィットのシャツ
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先日、H&Mにふらっと寄ってみたところ、18:00から閉店まで20%オフという時間限定セールをやっていました。
時計を見ると18:05。これはなにか買えという天の思し召しに違いないと思い、そこまでほしかったわけではなかったのですが、チェックのシャツを買ってみました。

そのシャツなんですが、少し前からH&Mに投入されたアジアンフィット(ASIAN FIT)のものでした。
メンズでは「S」、レディースでは「P」が、サイズ表記の後ろについてあるやつです。

H&Mのサイトによると、メンズのアジアンフィット(サイトではショートサイズの名称)のトップスは、袖丈と身丈が通常サイズのものより-3cmとのこと。

ちょうど通常サイズで同じシルエットのシャツを持っているので、それらを比べてみることにしました。

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アジアンフィットとノーマルサイズの比較

今回ゲットしたのはH&M L.O.G.Gのアジアンフィットのシャツで、シルエットはREGULAR FIT(レギュラーフィット)です。
身長・体重は172cm/64kg。

アジアンフィットのシャツ

サイズ表記は、

EUR S/S
UK S/S
CN 165/92A

となっています。

これと比較するのは、以前買った同じレギュラーフィットのシャツで、ノーマルサイズです。

ノーマルサイズのシャツ
袖が長めなので腕まわりの部分に少したるみができている

同じような雰囲気のもの(グリーンのチェック柄)を買っているなあと我ながら呆れております(笑
こちらのサイズ表記は以下の通り。

EUR S
US S
CA P
CN 170/92A
MX CH

この2つのシャツを重ね合わせてみると、たしかにH&Mのサイト情報通り、袖には約3cmの差があります。

袖の長さの比較
アジアンフィットのほうが3cm短い

裾のほうは形状が違うので少しわかりにくいですが、前身頃の真ん中部分は長さが3cm違います。

アジアンフィットとノーマルサイズの裾の長さの比較

袖のボタンを外すと、長さの違いがわかりやすいです。

袖のボタンを外した状態

シャツの場合は袖のボタンで調整できるので、そこまで長さが気にならないというか、個人的にはノーマルなほうのサイズ感が好きだったりするのですが、袖の長さを変えるのに手間がかかるジャケットやニットに関しては、アジアンフィットのほうがありがたいですね。

商品のデザインによって多少サイズに違いが出てくるものもあるかもしれませんが、アジアンフィットのトップスは概ね同じような感じ(袖と裾が-3cm)と捉えていいのではないでしょうか。

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アジアンフィット(ASIAN FIT)という名前について

「アジアンフィット」という名称は、H&Mのサイトでは元々レディースのサイズチャートにしかありませんでした。
メンズのほうは「ショートサイズ」となっていたので、アジアンフィットとは別枠なのかなと思ったら、店頭にある商品のタグにはASIAN FITの文字が付いていたので、やっぱりメンズのものもアジアンフィットでいいのかと思ったわけです。

ところが今調べてみると、レディースのサイズチャートのアジアンフィットの項目がなくなっていました。
というかH&Mのサイトのどこにもアジアンフィットの文字が見当たらない……。
通常より手足の長さが短い服を「アジア人のサイズ」として売り出すことに、企業としてなんらかの“ヤバさ”を感じたんでしょうか。

アジアンフィットはH&Mだけじゃなく、サングラスやヘルメットでも使われるので大丈夫だとは思うんですけどね。いや、実際H&Mがアジアンフィットの名称をどう捉えているのかは知りませんけども。

まとめ

実際に比べてみた結果、アジアンフィットのトップスの袖と裾は、ノーマルサイズのものより3cm短いことがわかりました。H&Mのサイトにあるサイズ表記通りということです。

アジアンフィットは平均的日本人体形に適したサイジングで、恩恵を受ける人が多いと思います。
商品ラインナップを見る限り、アジアンフィットのものがかなり増えているので、この先はアジアンフィットがメインになるのではないでしょうか。

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