高級レストランでやってはいけないマナー違反14選

高級レストランでやってはいけないマナー違反
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フランス料理店をはじめとする高級レストランにはさまざまなマナーがあり、はじめて訪れる際は怖気づいてしまいそうになりますが、ここで紹介する14のマナー違反にさえ気をつければ大丈夫です。

特別難しいものはないので、ポイントをさらっとおさえて食事とお店の雰囲気を楽しみましょう。

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カジュアルなパンツやスニーカーで行く

カジュアルな服装の男性

ジャケット着用がドレスコードになっている場合、とりあえずジャケットを着ていればいいと考えて、パンツやシューズをカジュアルなものにしてしまう。これはマナー違反になります。

ドレスコードが特別厳しくないところでも、ジーンズや派手なスニーカーなどのラフな格好で行くのはやめておきましょう。

スマホをテーブルに置く

レストランでスマホを操作するカップル

友人と居酒屋などに行ったときに自然とやってしまいがちな、テーブルの上にスマホを置く行為。これはレストランではマナー違反になります。

当然食事中に座席で電話に出ることもNGですし、中座して外で電話をするというのもマナー違反にあたります。

せっかくの高級店での食事ですし、相手もいるので、電源を切るなどして食事に集中できるような環境を整えておきましょう。

バッグをテーブルに置く

テーブルの上に置かれたバッグ

テーブルは食事をするために清潔に整えられています。その上にバッグなどの荷物を置かないようにしましょう。

大きなバッグはクロークに預けるのが基本で、手元に必要なものは、隣の椅子か、店のスタッフが指定したところに置くようにします。

床に置いてもいいのですが、その場合自分の左側に置くか、右側に置くかという問題があります。

もし右側の席に人がいる場合は、椅子は左側から出入りするのがマナーなので、隣の人の邪魔にならないようにバッグは自分の左側に置きます。料理は左側から運ばれてくるので、ウェイターの邪魔にならない位置にしましょう。

右側に人がいない場合は、バッグを自分の右側に置いても問題ありません。

女性の小さなハンドバッグは、腰と背もたれの間に置いてもOKです。
背もたれに引っかけるのはやめましょう。

グラスを合わせて乾杯する

乾杯する男女

高級レストランではチーンと音を鳴らして乾杯するのはやめておいたほうがいいでしょう。
というのも高級なワイングラスは薄く繊細な造りになっているからです。

相手と目を合わせてグラスを少し持ち上げ、「乾杯」というだけで十分です。

ワインを自分でグラスに注ぐ

自分のグラスにワインを注ぐ男性

フォーマルなスタイルのレストランでは、ワインを注ぐのはソムリエやウェイターの役割です。
手酌はもちろん、相手のグラスに注ぐのもNGです。

店のスタッフはつねに客のグラスの減り具合をチェックしているので、ある程度ワインが減ったらなにも言わずとも注ぎにきてくれます。もし来てくれない場合は目配せして入れてもらうようにしましょう。

カジュアルな店で、ワインの注ぎ足しを自分たちでやる場合は、男性が注ぐようにします。

ワインを注がれるときに手でグラスを持つ

ワインを注ぐソムリエ

ソムリエにワインを注がれるときに、手でグラスを持ち上げるのはNGです。

テーブルに置いたままの状態で注いでもらうようにしましょう。
底の部分を手でおさえる必要もありません。

これ以上飲めないと感じたときは、指先でグラスの縁を軽くおさえるようにして合図します。

手をテーブルの下に隠す

テーブルの下に手を隠す男性

食事中は手を膝の上ではなく、つねにテーブルの上に出しておくようにしましょう。
ただし肘を乗せるのはNGです。手首のあたりまでをテーブルの上にあるカトラリーの横あたりに置くようにします。

アメリカやイギリスでは、使っていない手は膝の上に置くのが正しいとされていますが、フレンチなどヨーロッパ系のレストランでは手はつねにテーブルの上が正解です。

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断りもなく料理の写真を撮る

スマホで料理の写真を撮る男女

高級店の料理はインスタ映えすることまちがいなしですが、断りもなく料理の写真を撮ることは、高級店の客としてあまりいい振る舞いとはいえません。
パシャパシャと写真を撮っている客がいると、お店の雰囲気も悪くなってしまいます。

どうしても撮りたいときは、料理が運ばれてきたタイミングでスタッフに、この料理の盛りつけが素敵なので写真を1枚撮ってもいいですか? などと声をかけてみましょう。
予約時に写真撮影について聞いておくのもいいと思います。

きれいな料理を記録に残しておきたいと感じるお客さんは多くいるでしょうし、よほどマナーに厳しいところでもない限り、基本的には撮影をOKしてくれるか、なんらかの対処(別の場所で写真を撮ってくるなど)をしてくれるはずです。

皿を持ち上げて食べる

皿を持つ男性

フランス料理、というか洋食では基本的に料理の皿は持ち上げません。

持ち手がついているスープ用のカップは持ち上げてもいいものとされていますが、その場合でも持ち上げて飲むことはあまりなく、持ち手を軽くおさえてスプーンで飲むようにします。

落としたカトラリーを自分で拾う

スプーンを持ったレストランの店員

食事中にナイフやフォークなどをうっかり落としてしまったときは自分で拾わずに、スタッフを呼んで新しいものに取り替えてもらいましょう。

もっとも高級レストランなら、なにも言わずともスタッフがすばやく新しいカトラリーを持ってきてくれると思いますが。

料理を直接的にシェアする

レストランで食べさせ合うカップル

これおいしいから食べてみる? とか、これ食べきれないから食べて、と、相手の皿から料理を直接フォークでとったり、自分たちで皿を持ち上げて交換したりするのは、高級フレンチのコース料理においてはマナー違反になります。

出された料理はひとりで食べきる。これを基本とし、取り分けたいときはお店のスタッフにその旨を伝え、取り皿を持ってきてもらうようにします。

大声で喋る

レストランで喧嘩をするカップル

お酒が入るとついつい楽しくなって大きな声で喋ってしまいがちですが、まわりの雰囲気を壊さないように声のボリュームを落として話すようにしましょう。

口に食べ物を入れながら喋る

口を押さえる女性

口に食べ物を入れながら喋るのはやめましょう。

食べかすが口の外に出てしまうかもしれませんし、咀嚼中の口の中を相手に見せるのは失礼になります。
これは高級店に限らず、食事をするときのマナーですね。

くちゃくちゃと音を立てて食べるのもNGです。

食事中にジャケットを脱ぐ

椅子にかけられたジャケット

温かい料理を食べお酒を飲むと、体が熱くなってきてジャケットを脱いでしまいたくなりますが、最後まできちんとジャケットを着たままでいるようにします。

ジャケットを脱いで背もたれにかけたりしないようにしましょう。

あとがき

マナー通りに行動するのは窮屈に感じるかもしれませんが、店の雰囲気を作り上げる一員になったつもりでエレガントに振る舞うようにすると、きっと楽しい時間を過ごせるはずです。

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