【国内線】1からわかる飛行機の乗り方完全ガイド(チケット購入編)

飛行機
当サイトには広告・プロモーションが含まれています

大人になっても飛行機に乗ったことがない人というのは意外といるそうです。
旅行や帰省はすべて電車か車で済ませるため、飛行機に乗る機会がないというのが大きな理由のひとつです。

実際それで困っていないならあえて飛行機に乗る必要もないのですが、移動手段の選択肢が増えると、コスト面の比較などでより効率的に旅をすることができますし、移動範囲も大きく広げられます。

今まで飛行機に乗ったことがない方、あるいは飛行機に乗ったことはあるが、集団での移動ですべて手配してもらったため、自分ひとりで乗るにはどうしたらいいかわからないという方のための飛行機の乗り方完全ガイド。
ぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク

国内線の飛行機の乗り方の手順

Webでチケットを予約・購入

当日、自動チェックイン機で搭乗券を発券(チケットレスサービスを利用した場合は必要なし)

預ける荷物がある場合は空港カウンターで荷物を預ける(搭乗券を提示)

保安検査場で荷物とボディチェック(搭乗券を提示)

搭乗券に記載されている搭乗口に行って待つ

出発時刻の15分ほど前になると搭乗を促すアナウンスがあるので、自動改札機に搭乗券をかざして機内に入る

出発&到着

荷物を預けている人は手荷物受取所へ行き、荷物がない人は出口へ(再入場不可)

チケット(航空券)のオススメの買い方

空港カウンター

飛行機のチケットを買う方法として、最初にぱっと思い浮かぶのは、空港で直接購入することです。
航空券発売カウンターに行き、行き先と時間を伝えれば買うことができます。

しかしこの方法で予約するとなると、わざわざ空港まで行く手間がかかりますし、搭乗当日に行く場合も、予定していた飛行機に空席があるかどうかもわからないのであまりオススメできません。
オススメできないというより、この方法で飛行機の予約や航空券購入をしている人はほとんどいないと思います(よほど家と空港が近ければ別ですが)。

また、旅行代理店で航空券だけを購入することができますが、値段的にも変わらないので、ツアーを希望しないのであれば、次に紹介するウェブ予約を使ったほうがいいでしょう。

ちなみに航空券の場合は氏名がチケットに印字されるので、金券ショップには置いてありません(他人名義の航空券での搭乗は禁止されているため)。

スポンサーリンク

現在の主流はウェブ予約

飛行機のウェブ予約

現在の航空券の予約・購入は、インターネットでするのが一般的です。
各航空会社のサイトから直接購入もできますし、航空券比較サイトからでもできます。

サイトで出発空港と到着空港と出発日を指定して検索し、出てきた検索結果から自分の乗りたい時間の飛行機を選択します。
このとき特割という普通運賃よりもかなり安い金額の選択肢が出てくると思います。

これは搭乗日よりも前に予約・購入することによって、安く航空券を入手できるお得なサービスのことです。なにかの会員になったりする必要はなく、誰でも利用することが可能です

特割の後についている数字は、搭乗日よりその数字の日にち前にチケットを購入することで適用されることを意味しています。
たとえば特割1なら搭乗日前日まで、特割3なら搭乗日3日前までの予約・購入が必要ということです。この数字が大きいほど割引率も高くなります。

予約変更ができなかったりキャンセル手数料が高いなどのデメリットもありますが、機内でのサービスが普通運賃の乗客と異なるということもないので、急ぎの用事で当日に購入しなければならない、などという緊急事態でもない限り、特割は絶対に利用したほうがいいです
お盆の時期や、年末年始などの繁忙期は、特割が満席になってしまうことが多いので、早めに予約するようにしましょう。

ウェブでチケットの予約&購入をする

航空会社のサイトなどで搭乗する飛行機を選択したら、サイトの指示通りに氏名や電話番号、連絡先(メールアドレス)を記入して、チケットの予約をします。

支払い方法はクレジットカードのほか、銀行振り込みやコンビニ支払いなど複数ありますが、特割を選択した場合、予約後数日以内に支払いをしないといけないので、クレジットカードを持っているならその場で購入までしてしまったほうが手間がかからず便利です。

予約後、登録したメールアドレスに搭乗日時などを記したメールが来るので、それを確認します。

クレジットカード以外の支払い方法を選択した場合は、そこに支払い方法や支払い期日などが記載されていると思うので、それに従ってチケット料金を支払います。

予約だけではチケットは手に入らないので、購入までしっかり済ませるようにしましょう。

チケットレスサービスについて

搭乗口を通る人

航空券の予約と購入をしたら、あとは当日空港に行くだけでいいのですが、最近ではチケットレスサービス(ウェブチェックイン)を導入している航空会社が増えてきており、それを利用することによって、ネットから座席指定をしてチェックインまですることもできます。

チケットレスを利用するためにはいくつかやり方があるのですが、代表的なのはスマホで2次元バーコードを取得する方法です。

チケット購入後の確認メールに、「予約の確認」といった感じのリンクがあると思うので、そこをクリックします。そこから座席指定の手続きをして2次元バーコードを取得します。

あとはそれをスマホに保存しておき、空港の保安検査場や搭乗口の自動改札機に、そのバーコードをかざして通過します。2次元バーコードがチケット代わりということです。

なんだか面倒くさそうという方は、当日、購入時のクレジットカード、もしくは確認番号を使って空港で紙の搭乗券を発券しても問題ないです。

オススメはマイレージカード

スマホを使った2次元バーコードの取得以外にも、チケットレスサービスを利用する方法はあります。

個人的に一番オススメできるのは、各航空会社のマイレージカードを使う方法です。
あらかじめマイレージカードに登録して手元にカードを用意しておき、航空会社のサイトでチケットを買う前に、そのカードのナンバーと暗証番号でログインします。

そのまま普通にチケットを購入して座席指定も済ませると、あとはそのマイレージカードを使って保安検査場や搭乗口の改札を通ることができます。スマホで2次元バーコードを取得して、その画面を表示するという手間が省けます。

さらに、マイレージカードなので当然マイルが貯まります
この先も飛行機に乗る機会があるなら、マイレージカードを作って損はありません。

ちなみにざっくりとチケットレスサービスと書いてきましたが、JALでは「タッチ&ゴーサービス」、ANAでは「スキップサービス」という名称になっています。

シートの種類

飛行機によっては普通席のほかに「ANAプレミアムクラス」や「JALクラスJ」、「JALファーストクラス」といった席が用意されていることがあります。

これらの座席では、普通席よりも広いシートで、軽食が出てきたり、搭乗に関しても優先で入れたりといったサービスを受けることができます。

料金は「JALクラスJ」なら普通席プラス1,000円、「ANAプレミアムクラス」や「JALファーストクラス」は行き先によって異なりますが、5,000~10,000円程度のプラスで乗ることができます。

正直国内線だとそんなに長時間のフライトになることもないので、お金に余裕があって機内でものんびりゆっくり過ごしたい、というのでなければあえて選択しなくてもいいでしょう。

スポンサーリンク