クールビズのNGファッション9選 – ダサいと思われない服の選び方

拒否する男性
当サイトには広告・プロモーションが含まれています

5月1日から9月30日まで、多くの会社ではクールビズを取り入れています。

ひと口にクールビズといっても、ノーネクタイのみOKなところから、ほとんどカジュアル服に近いスーパークールビズを採用するところまで様々です。
そのため、どういったファッションがマナー違反になるかは、それぞれの会社によって異なります。

ここでは、ビジネススタイルの観点で、かっこ悪いと受け取られる可能性があるファッションやアイテムについて取り上げています。
たとえカジュアルに近いファッションがOKだったとしても、ビジネスの場であるということを念頭に置くようにしましょう。

スポンサーリンク

ダボダボの半袖シャツ

半袖の白シャツ

そもそもスーツスタイルにおいて、半袖のドレスシャツというのは例外のアイテムです。
そのため、参考になるスタイリングをなかなか見つけにくいと思います。

半袖シャツを着る際に、一番気をつけたいのはシルエット。
ダボっとしたシルエットで、特に袖まわりが大きいものはもっさり見えてしまいます。

カジュアルの世界ではオーバーサイズのトップスが流行っていますが、ビジネスにそれを持ち込まず、すっきりとしたスリムなシルエットのシャツを選ぶようにしましょう。

半袖シャツにネクタイ

半袖シャツにネクタイ

半袖シャツが許容されているということは、ノージャケット、ノーネクタイが前提だと思います。
しかし、襟元くらいはちゃんとしないと、と考えて、半袖シャツにネクタイを締めてしまう人がいます。

半袖シャツ + ネクタイ

この組み合わせは不思議なほどに相性が悪いです。
長袖シャツにネクタイ(&暑いときは袖をまくる)なら、半袖シャツよりはまだいいのですが、それでも違和感は残ります。

そもそもクールビズの基本はノーネクタイなわけで、ネクタイを締めなければいけない状況というのは大事な得意先に出向いたりするときなどだと思います。
それならば中途半端にクールビズファッションにこだわらずに、ジャケットを着用してネクタイを締めたほうがいいでしょう。

黒ボタン・2枚襟・裏地チェックなどのデザインシャツ

黒いボタンの白シャツ

ノーネクタイやノージャケットでシャツだけになると、なにかもの足りないように感じてしまい、つい装飾を施したシャツを選びがちです。
そこで登場するのが以下のようなシャツです。

・黒ボタン
・ボタンホールやボタンの糸が黒などの色付き
・襟や袖の色付きステッチ
・2枚襟
・ドゥエボットーニ(台襟の先にボタンが2つ)

これらのシャツはカジュアル感が強くビジネス向きとはいえないのですが、クールビズでは許容される範囲のものでもあり、実際着用している人も多くいます。

MagPaulieではクールビズといえど、可能な限り正統的なスーツスタイルに沿ったファッションを推奨しているので、こういったデザインのものはオススメしません。

デザインシャツに関しては、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

シャツを第2ボタンまで開けている

第2ボタンまで外した白シャツ

クールビズではシャツのボタンを外すのはアリですが、第1ボタンまでにしておきましょう。

ただ第2ボタンを外すのが絶対にNGかというと、微妙なところです。
内勤で、わりとゆるめの服装でも許容する会社なら問題ないとは思います。

もっともその場合でも、第2ボタンを外して第3ボタンを起点としたVゾーンにすると、襟が開きすぎてチャラチャラした感じが出てしまいます。
第2ボタンを外しても、襟元のVゾーンは抑えめにしたほうがいいでしょう。

まあでもやはりビジネスの場なわけですから、ボタンを外すのは第1ボタンまでにしておいたほうが無難ですね。

スポンサーリンク

派手なポロシャツ

派手なポロシャツ

クールビズではポロシャツがOKのところもあります。

どこまで許容されるかは会社によって異なりますが、基本的にはドレスシャツの代替として考え、原色系の派手な色、太めのボーダーやカラーブロック、胸元に大きなロゴがあるものは避けるべきです。

襟元から覗く下着

襟元から覗くアンダーシャツ

ノーネクタイの場合、シャツの襟元のボタンを外すと思いますが、そこからアンダーシャツの襟まわりが見えてしまうのは格好悪いです。

スーツスタイルにおいてシャツというのは本来下着という位置付けで、その下にはなにも着ないのが基本とされています。
しかし、だからといってノージャケットの状態で素肌にシャツを着ると確実に透けますし、シャツが汗で肌に貼りついて不快なので、現代のクールビズにおいてアンダーウェアの着用は必須といえます。

アンダーシャツを着用しつつ、外側からは下になにも着ていないように見せるために、アンダーシャツは深めのVネックのものを選ぶようにしましょう。

シャツから下着が透けている

ランニングシャツが透けている白シャツ

シャツの下になにも着ずに素肌が透けてしまうのは見た目的に問題がありますが、アンダーシャツが透けて見えるのも同様に見た目がよくないです。特にシャツ1枚のスタイルだとそれが目立ちます。

タンクトップやランニングだと肩から胸にかけてラインが出がちですし、半袖のものでも袖まわりが透けやすいです。

こういった問題を防ぐためにオススメしたいのが、縫い目のない切りっぱなしのベージュの半袖アンダーシャツです。
縫い目がないことでラインがシャツの上に出ず、また色をベージュにすることで透けるのを防ぐことができます。

たとえばシャツの色が白だとしたら、同じ白のアンダーシャツのほうがよさそうに思えますが、じつは白のアンダーシャツというのは意外と透けます。
素肌が透けないアンダーシャツを選ぶには、シャツの色ではなく肌の色に合わせることが重要です。

グンゼのYGシリーズのインナーシャツ。ベージュでカットオフ加工を施しているため、シャツの下に着れば素肌が透けません。コットンが配合されているので着心地もやわらかです。

カジュアルではいているチノパン

ダボダボのチノパン

クールビズを採用している会社では、チノパンを認めているところもあります。

チノパンといえばカジュアルパンツの代名詞。誰でも1本は持っていると思いますが、ビジネスではくときはカジュアルとは分けて考えましょう。

NGなのはダボダボでシワシワなチノパン。

はきやすいからといって太めのシルエットのものにして、さらにカジュアルパンツということでアイロンもかけない状態ではくと、見た目の印象が大きく落ちます。
スリムフィットかテーパードフィットのものを選び、きちんとアイロンをかけてからはくようにすると、ビジネスの場でも浮きません。

裾は長すぎるとカジュアル感が出るので、スーツのパンツと同じようにワンクッションかハーフクッションくらいの長さがいいでしょう。

ベルトがボロボロ

古いレザーベルト

ノージャケット、ノーネクタイでシャツ1枚だと、普段のスーツ姿と比べてベルトがかなり目立ちます。
服装にそれなりに気を使っていても、ベルトは長いあいだ同じものを使い続けていて手入れも特にしていない、という人も多いと思います。

クールビズに切り替える前に、ベルトのチェックをしておきましょう。

番外編 透け透けのスーツ

クールビズファッションとは少し異なるので番外編にしましたが、背抜きの夏用スーツで、後ろから見るとシャツが透けて見えるほど薄いものが存在します。
以前エスカレーターに乗っているときに、前にいた男性のスーツの背中が、シースルーといっていいレベルの透けっぷりで驚愕した覚えがあります。

たしかに薄いほうが風通しもよく涼しいですが、さすがにシャツが透けてしまうのはNGです。
実際そんなスーツはレアだと思いますが、念のため夏用スーツを買うときはチェックしておきましょう。

まとめ

クールビズでどういったファッションがOKなのかは会社によって異なりますが、許容された中で最大限派手にするのではなく、あくまでビジネスの場であるということを忘れず、仕事相手の視線を意識した装いをするようにしましょう。

スポンサーリンク