Amazonで洋服や靴のサイズ選びに迷ったら、試着してから決めましょう。
「Prime Try Before You Buy」(プライム・トライ・ビフォー・ユー・バイ)
今回はこの試着サービスの使い方について解説していきます。
Prime Try Before You Buyとは何か
Prime Try Before You Buyを使うと、対象商品を4点まで選んで無料で試着することができます(以前は6点でしたが現在は4点まで)。
商品が届いたら試着して、気に入ったものを購入し、気に入らなかったものは7日以内に返品手続きをします。
商品が自宅に送られてきた段階ではまだ支払いは行われておらず、試着後にAmazonのマイページから「購入」を選択し、注文を完了することではじめて商品代金が決済されます。
通常購入では返品後に返金が行われますが、Prime Try Before You Buyでは購入した分しか料金は発生しないので、返金を待つ必要もありません。
Prime Try Before You Buyのどこが便利か
Amazon Fashionには元々30日以内の返品・交換送料無料サービスがあります。それに対してPrime Try Before You Buyは7日間。
だったら複数買って気に入らないものを普通に返品すればいいんじゃないの? と思うかもしれません。事実、それでもなにも問題はないのですが、返品が前提となっているサービスであるPrime Try Before You Buyのほうが、返送用送り状がセットになっているなど、返品がやりやすくなっています。
返品の手間というハードルが下がっているのが、Prime Try Before You Buyというわけです。
Prime Try Before You Buyを使える条件
条件その1
名前にPrimeと付いていることからもわかるように、Prime Try Before You BuyはAmazonプライム会員専用のサービスです。前提条件として、Amazonプライム会員になる必要があります。
Amazonプライムに入会すると、Prime Try Before You Buyのほかにも、
・動画コンテンツが見放題
・本や雑誌が読み放題
・音楽が聴き放題
・容量無制限のフォトストレージ
等々、豊富なサービスを月600円、年間プランなら5,900円(491.66円/月)で使えます(すべての商品、コンテンツではなく、プライム特典対象のもののみ)。
現在さまざまなサブスクがありますが、コスパに関していえばAmazonプライムがナンバーワンだと思います。30日間の無料体験ができるので、まだ入っていない方はぜひチェックしてみてください。
条件その2
もうひとつの条件は、商品(洋服、シューズ、バッグなど)がPrime Try Before You Buyの対象になっていることです。
Prime Try Before You Buyの対象は幅広く、基本的にAmazonが販売・出荷しているものは対象になっています。販売元がAmazonではなくても、出荷元がAmazonだと対象になっているものもあります。
商品ページに「Prime Try Before You Buy」のトグルスイッチが付いていれば、その商品は対象になっているということなので、そこで判別可能です。
また、商品検索をしたときに、対象商品は下のところに「Prime Try Before You Buy」の表記があるので、そこでも見分けることができます。
Prime Try Before You Buyを使ってみた
注文
ここではAmazonのスマホアプリを使って説明していきますが、パソコン版でも基本的には同じです。
まずは商品ページにある「prime try before you buy」のトグルスイッチをオンにして、対象の商品の色とサイズを選択します。
下にスライドして「カートに追加して無料試着」をタップ。
商品ページに戻り、ほかに試着したいものを選び、上と同様にカートに入れます。
試着したい商品を最大4点までカートに入れたら「Prime Try Before You Buyの注文を行う」をタップし、請求金額が0円になっていることを確認してから「注文を確定」。
↓
「Prime Try Before You Buy」の支払い方法は、クレジットカード、デビットカード、Amazonポイントの3つのうちのどれかです。クレジットカードの分割払いはできません。
以上で「Prime Try Before You Buy」の注文は完了です。
開封&試着
商品が入っている紙袋や箱は、返品の際に再利用するので、きれいに開けて捨てずに取っておきます。
紙袋のなかには商品のほかに、返送用の送り状(返送伝票)と、バーコードが記載されている紙が入っています。
バーコードが記載されている紙は、返品の際に同梱する必要があるものです。絶対に捨てないようにしましょう。
返品手続き
購入する商品、返品する商品が決まったら、Amazonのマイページにアクセスします。
注文履歴から該当商品を選び、「購入・返送手続き」をタップ。
↓
購入する商品を選び、「購入」をタップし、気に入った点を選択します。同様に、返品する商品は「返送」をタップし、返送する理由を選択します。
もちろんどれか1点を必ず買わなければいけないなんてことはなく、全部返品しても問題ありません。
金額を確認したら、「注文を完了する」をタップ。
これで購入を決めた商品の決済と、返品する商品の手続きが同時に行われます。
返送
返送には、送られてきたときの袋or箱を使います。
返品する服を元通りたたんだら、同梱してあったバーコードが記載されている紙と一緒に袋or箱に入れて封をします。
送り状にはすでにお届け先の住所と品名が記載済みです。ご依頼主のところを記入して袋or箱に貼り付けます。
あとはクロネコヤマトを取り扱っているコンビニ(セブンイレブン・ファミリーマート)か、ヤマト運輸の営業所、PUDOステーション、もしくはヤマト運輸の集荷を利用して返送します。着払いなので配送料を支払う必要はありません。
ちなみに私は外出のついでにセブンイレブンに寄って発送手続きをしました。「荷物お願いします」と言って店員さんに送り状を貼った袋or箱を渡せばOKです。時間指定も必要ありません。
クロネコメンバーズに登録すれば、Webから集荷申し込みができます↓
いつまでに返送すればいいのか
Prime Try Before You Buyでは7日の試着期間がありますが、この7日というのは、商品の配達完了の翌日からの日数です。
今回私が注文したのは6/18(日)で、商品到着が6/19(月)でした。その翌日の6/20(火)が1日目なので、期限日は6/26(月)となります。商品到着日から丸々1週間と覚えておけばOKです。
最終日が終わるまでに、注文履歴から返品手続きをして返送を行いましょう。
購入・返品手続きを行わずに期限日を過ぎると、注文したものがすべて決済されてしまいます。
ただしその場合でも、商品は通常の30日間の返品対象になるので、それまでに返品すれば代金は返ってきます。
あとがき
手軽に洋服の試着&返品ができるPrime Try Before You Buyですが、ここはもう少しなんとかならなかったのか、というところがひとつあります。それは名称。
プライムトライビフォーユーバイ。……長い、長すぎる! もっと簡潔な名称案はなかったんですかね。
まあそれは置いておいて、オンラインでの服選びはサイズや色、質感など、いろいろと迷うところも多いですが、Prime Try Before You Buyを使えば、自分にぴったりのものを手間なく簡単に選ぶことができます。ぜひお試しください。
Prime Try Before You Buyを使うにはAmazonプライムへの登録が必要です。30日間無料で試すことができます。