何年か前にPenny(ペニー)というミニスケートボードにハマったのですが、そのときにスケボー用の靴としてヴァンズ スケートハイ(VANS SK8-HI)を購入しました。
VANSといえばオールドスクール(OLD SKOOL)なのですが、私は昔からハイカットのスケートハイのほうが好きなんですよね。
先日、久しぶりにスケートハイを履いてみようかと思ったところ、足首の内側の部分がボロボロになっていることに気づきました。
内側の素材のことなんて考えたこともなかったのですが、この剥がれっぷりは、おそらくポリウレタンの加水分解ではないかと。
布を貼って直そうかと思ったものの、やっぱり面倒くさい……、ということで新しいのを購入することにしました。フットブレーキを使っていたのでソールもかなりすり減っていましたし。
VANS スケートハイ ストーミーウェザー
スケートハイは過去に2回買ったことがあるのですが、どちらもネイビーでした。あの配色が好きだったんですよね。
ただ3回連続同じ色はさすがに芸がない、ということで、今回はストーミーウェザー(STORMY WEATHER)を選択してみました。
色はニュアンスのあるブルーグレー。
STORMY WEATHERとは荒天、暴風雨という意味ですが、それを表すかのような色味です。
素材は、スエード生地とキャンバス生地が組み合わされています。この異素材の組み合わせのバランスがGOODです。
サイドには、VANSおなじみの波打ったサイドストライプ(通称ジャズストライプ)。
個人的に足首の3本のステッチ、アッパーの2本のステッチとその間のパーフォレーション(穴飾り)のデザインが好きです。
これがあるからオールドスクールでもスケートローでもなく、スケートハイを選んでいます。
日本規格とUSA規格
VANSには日本規格(ABCマート規格)とUSA規格があります。
日本規格は品番がVの後に数字が続き、USA規格はVNからはじまります。
スケートハイ ストーミーウェザーの品番はVN0A4BVTRV2なので、USA規格です。
今回ABCマートで購入したのですが、ABCマートだからといって、すべて日本規格というわけではないようです。
オールドスクールだと日本規格とUSA規格の違いがわかりやすいのですが(サイドストライプの太さなど)、スケートハイの場合はそもそも日本規格のものが定番モデルをカスタマイズしたようなものにしかなく、デザインのディテールの違いもストアの画像を見た限りではわかりませんでした。
スケートハイに関しては、オールドスクールのような違いはないのかもしれません。
VANS スケートハイのサイズ感
私は普段26.5cmのスニーカーを履いています。スケートハイも26.5cm(8H)を選択し、ジャストサイズでした。
スケートハイに関しては、普段履いている靴のサイズでOKだと思います。大きすぎず小さすぎず、サイズ感としては「普通」です。
靴幅はやや狭めな感じもするので、足幅が広めな方は0.5cmアップしてもいいと思いますが、まあでも大体の人は普段通りで大丈夫ではないかと。
足首までしっかりホールドできるハイカットスニーカーなので、大きめに履きたい場合はもちろんサイズアップしても問題ないです。
VANS スケートハイの履き心地
履き心地に関しては、ストレスを感じるようなところはありませんが、履き心地最高! と声を大にして言うのはためらわれます。
スケートボードでよく使われるということもあり、アウトソールのグリップ力は高いですが、ソール自体は高機能なクッション性があるものではないですし、シューズ全体の重量が特別軽いわけでもありません。
といっても前述したように履いていて特にストレスは感じませんし、普通に履く分にはまったく問題ないです。
靴紐を取り替えてみた
スニーカーの靴紐は、一般的に幅広で厚いものが多いです(スケートハイのは厚くはないですが)。
そうしたもののほうがカジュアルなスニーカーらしいともいえるのですが、個人的にはあまり好みではなく、大体の場合、少し細めで薄いものに取り替えています。そうするとスニーカー全体がスッキリとして、スタイリッシュな感じになるんですよね。
交換する靴紐は、スピングルムーブ「SPL-502-シューレース」。平らでやや細身、目が細かく薄めの靴紐です。
グレーにすれば落ち着いた雰囲気になるかなと思ったのですが、スケートハイのサイドストライプが白なので、それに合わせて無難にホワイトにしました。靴紐にほんのり黄色味があるのでまったく同じ白ではないですけれども。
靴紐の長さは一番長い140cmを選択。
デフォルトで付いているスケートハイの靴紐の長さは約150cmなので少し短くなりますが、一番上のシューホールまで紐を通さないので、この長さでも十分足ります。むしろ紐が余らないのでその点でもメリットがある長さといえます。
靴紐を上から通すか下から通すか
スニーカーの靴紐を、シューホールの上から通すか(オーバーラップ)、下から通すか(アンダーラップ)、という問題があります。いや、問題というほどではないのですが(笑
スニーカー購入時には、ほとんどの場合あらかじめ靴紐が付けられた状態になっていますが、その割合としては上からのほうが多いように感じます。
どちらから紐を通すかというのはそれぞれの好み、というか気にすらしていない人も多いとは思いますが、個人的には断然下から派です。全部が下ではなく、トゥ側の1番目の穴は上からで、あとは下からというやり方です。
下から通すことで1番目と2番目の穴の間の紐が下に潜り、少しだけスッキリして見えます。靴紐を細身で薄いものに替えるのと、理由としては同じです。
カジュアル感の強いこってりとしたスニーカーを、ちょっとだけシュッと見せるためのひと工夫といった感じです。
VANS スケートハイのコーデ
ジーンズ×SK8-HI
ジーンズとの組み合わせは定番中の定番。
ユーズドジーンズとノンウォッシュジーンズ、どちらも似合います。
チノパン×SK8-HI
ベージュのチノパンとの組み合わせは鉄板です。
チノパンをルーズにはくことでストリートの雰囲気が出てきます。
スリムフィットチノ×SK8-HI
どんなシューズだろうと外れのない黒のスリムフィットチノとの組み合わせ。
スリムフィットなので足首の部分が少し引っかかりますが、それもまた味ということで。
ジョガーパンツ×SK8-HI
スポーティーなジョガーパンツとも相性がいいです。
丈が短めのものを選べばハイカットをしっかりアピールできます。
ショートパンツ×SK8-HI
ハイカットスニーカーの魅力を余すことなく見せられるショートパンツとの組み合わせ。
ボーダーソックスをチラ見せしてアクセントに。
あとがき – VANSはダサい?
「VANS」で検索すると、必ずサジェストに出てくる単語が「ダサい」。
定番化しすぎたことや、安価で学生がよく履いているイメージがあるからでしょうか。
でも大丈夫、VANSはダサくありません。
だってリアーナやベラ・ハディッド、キム・カーダシアンも履いているから!←セレブの威を借りまくる(笑
というわけで、ダサいという声は気にせずガンガン履いていきましょう。
上の記事のセレブたちが履いているのはオールドスクール(OLD SKOOL)です。