映画を観にいくというのはデートの定番ですが、ただ漠然と映画館に行っても女性との関係はなにも変わりません。
そこにさりげない気遣いを忍ばせることによって、女性からの好感度をぐっと上げることができます。
これから紹介する方法を実践することで、恋人未満の女性とのはじめての映画デートはもちろん、すでに付き合っている場合でも、より親密になれるはずです。
マニアックな映画は選ばない
エッジの効いたマニアックなものや描写のきついホラーなどは、はじめての映画デートでは選ばないようにしましょう。
恋愛ものや、官能的なシーンが多い映画も避けておいたほうが無難です。
なにを観るかは彼女と相談して決めるのが一番ですが、基本的にはテレビCMをやっているようなメジャーな人気作で問題ないです。
洋画はほとんど観ないというタイプの女性もいるので、まずは邦画と洋画のどちらが好きなのか、もし洋画が好きなら字幕派なのか吹き替え派なのかについて探りを入れておきましょう。
チケットを予約して席も事前に取っておく
映画館に行ったものの、満席で座れなかったり、観にくい前のほうの座席しか取れなかった──はじめての映画デートでこのシチュエーションだけは絶対に避けなければいけません。
今はインターネットで簡単に予約できるので、デートで映画を観にいくときは予約をしておくことをオススメします。
支払いはクレジットカードだけでなく、現金決済(指定時間までの発券が必要)やキャリア決済(月々の携帯電話料金と一緒に払える)ができるところも多いので、スマホさえあれば誰でも予約できます。
チケットはたいていロビーにある自動発券機で発券するのですが、待ち合わせ場所が映画館に近い場合はあらかじめ手に入れておき、スムーズに中に入れるようにしておくといいでしょう。
上映前と上映後にトイレを提案する
映画がはじまる前と終わった後に、トイレに行くことを提案しましょう。
「トイレ大丈夫?」といった聞き方でもいいですが、「ちょっとトイレ行ってくるけど……行く?」というふうに、自分が行きたいということを示したほうが女性もトイレに行きやすいです。
ちょっとした気遣いですが、その積み重ねで男性に対する印象に差が出てきます。
館内でしっかりとエスコートをする
上映がはじまる前は、館内の扉は開放してあると思いますが、もし閉まっている場合は、男性が扉を開けて女性を先に通すようにします。
中に入ったら、たいていの場所ではレディーファーストで女性を先に行かせるのですが、映画館のように人が多く通路が狭いところでは、男性が先導するようにします。
ドリンクやポップコーンなどを買った場合は、男性が持つようにしましょう。
ちなみに飲み物は、ビールなど利尿作用があるものは避けておいたほうが無難です。
上映中にトイレに立つのは、ほかの客の迷惑になることがあります。
また、館内は基本的に快適な空調になっていると思いますが、冷え性の女性の場合、寒く感じているかもしれません。
ひざ掛け(ブランケット)をレンタルできる映画館が多いので、もし彼女が寒く感じているようでしたらスタッフに聞いてみましょう。
座る場所は臨機応変に
席は真ん中に近いほどスクリーンが見やすいので、女性を中心側に座らせるようにします。
通路に面した席の場合は、人の行き来が多い通路側に男性が座ります。
ただしこれは、その場の状況によって臨機応変に対応するべきものです。
たとえば、隣の席が香水がきつかったり足を大きく広げるような人だったり、前の席の人の背が高かったときなどは、男性がそちら側の席に座るべきですし、通路に面した席の場合、トイレに行きやすかったり、片側に人がいないほうが気が楽だから通路側に座りたい、という女性もいるかもしれません。
ですから座るときに、女性にどちらの席がいいかを聞いてみるといいと思います。
女性が席の前までついたら、さっと座席部分を倒してセットしてあげましょう。
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スマホの電源は必ず切っておく
映画がはじまる前に劇場鑑賞のマナーについてのCMが流れますが、そのタイミングでスマホの電源を切っておきましょう。
上映中LINEの着信音が鳴った瞬間に、マナーを守れない人というレッテルを貼られ、女性からの好感度はかなり下がります。
マナーモードなら大丈夫だろうと思うかもしれませんが、バイブ音も意外と響きます。
上映中は映画に集中すると決めて、電源を切るようにしましょう。
また、上映の途中で時間を確認しようとして、電源を入れてポケットからちらちらスマホを見るのもNGです。暗闇の中のスマホの光は思っている以上に目立ちます。
マナーを守らないことで、一緒にいる女性も恥をかくことになってしまいます。
寝ない
準備に忙しくて疲れていたとしても、映画内容がおもしろくなかったとしても、寝ずにがんばって観続けましょう。
上映後に内容について話すこともできませんし、なにより隣でぐうぐう寝られたら興ざめです。
エンドロールで黙って先に立たない
映画のエンドロールを最後まで見てから席を立つか、物語が終わった段階で席を立つか、というよく語られるテーマがあります。
鑑賞スタイルは人それぞれなのでどちらでもかまわないと思うのですが、一般的に後者は無粋な人やせっかちな人という括りで見られがちです。
普段はエンドロールがはじまったらすぐに席を立つタイプの方も、デートのときは座ったままで様子を見て、彼女が席を立つ準備をはじめたならそれに合わせるようにするといいでしょう。
観終わったあとの行き先を決めておく
映画を観終わったら、感想をゆっくり話せる場所へ移動しましょう。
あらかじめ近くの雰囲気のいいカフェを調べておいて、そこにさっと案内できるとスマートです。
カフェを探してあたりをうろうろして、結局タバコの煙がもくもくの騒がしい喫茶店しか見つからなかった、というのでは、せっかくの映画デートが悪い印象で終わってしまいます。
まとめ
デートには予想外の出来事がつきもので、それがまた2人の思い出になったりするものですが、座席の確保など事前に用意できる部分はしっかりとおさえて、スマートに女性をエスコートできるようにしておきましょう。