無印良品のベッドフレーム(すのこ/セミダブル)を買ってみた【レビュー】

無印良品-ベッドフレーム(すのこ )
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22年間使い続けた無印良品の脚付マットレス(シングル)が限界を迎え、重い腰を上げてついに新しいベッドを買うことにしました。

詳しく調べる前にざっくり考えていたのは、サイズがセミダブルで、脚付マットレスではなくベッドフレームとマットレスを組み合わせるタイプのものにしようということです。

サイズに関しては、シングルだとやはり狭いんですよね。もっと広々寝たいということもありセミダブルにすることに。

ベッドフレームとマットレスを組み合わせるタイプにしようと思ったのは、それぞれ別のメーカーのものにすることができたり、マットレスがだめになっても簡単に取り替えられたりといったこともありますが、一番の理由は脚付マットレスに飽きたからです(笑
さすがに22年も使うと別のものにしたくなります。

というわけでいろいろ検討して新しいベッドを買ったわけですが、今回はそのうちのベッドフレームについて紹介します。

無印良品ベッドフレーム・セミダブル・ウォールナット材・すのこ仕様に決定!

これから何年、もしかしたら何十年使うことになるベッドフレームですが、わりとすぐに決まりました。

無印良品-ベッドフレーム

無印良品のベッドフレーム、ウォールナット材、すのこ仕様、セミダブルです。

マットレスを載せるだけのシンプルなデザインで、ウォールナット色のものがいいなと考えていたら、最初にチェックした無印良品であっさり見つかりました。
できればフレームの角が丸くなく、もう少しシャープで角張ったデザインのほうがよかったのですが、おそらく怪我防止のために角を削ったと思われるので、これはまあ仕方ないのかなと。

迷ったのがすのこ仕様のほかに、ほとんど同じデザインのウッドスプリング仕様があることです。
ウッドスプリングという機能があるほうが高そうに思えるのですが、なぜかただ木を渡しただけのすのこ仕様のほうが7,000円も高いというのが謎です。

安いしウッドスプリングの機能もあるならこっちのほうがいいじゃん、とウッドスプリング仕様に決めかけていたところ、なんだか不安になる記事を発見。

無印良品さんのウッドスプリングベッドを買う前に注意すべきこと
...

無印のウッドスプリング仕様のセミダブルベッドフレームは、ウッドスプリングの板がベッドの幅の長さではなく真ん中を軸に二つに分かれているため、ひとりで中央に寝るとスプリング効果がないどころかはまってしまって寝づらくなる可能性がある、という内容のものでした。
たしかにめちゃくちゃ説得力があります。

ある程度高さのあるコイルマットレスを載せたときに、ウッドスプリングがどの程度作用するのかはわかりませんが、まあ大丈夫だろうとたかをくくって買うのはさすがにためらわれます。

しかも無印は、ほぼ同じデザインのすのこ仕様をウッドスプリングのあとに出しているんですよね。もしかしたら無印もそのことを気にしていたからこそ、すのこ仕様を出したのではないかと勘ぐってしまいます。

というわけでウッドスプリングはやめて、すのこ仕様にしました。無印のサイトのユーザーレビューもすのこのほうが高かったですし。

色はサイトに掲載されている写真によって、濃かったり薄かったりかなり異なるのですが、店頭で実物を見ると、すのこ仕様のものもウッドスプリング仕様のものもだいたい同じでした。

ただ色味にかなりムラがあります。これについては店頭で見たときから、実際に届くものは大丈夫かなと結構気になっていました。
しかしその嫌な予感は的中することに。

ベッドフレームが到着!

ベッドフレームのパッケージ

ベッド組立(2,160円)は申し込まなかったので、自分で組み立てることになります。
上の画像を見てわかるように、フレーム本体は組み立て済みの状態なので、そこまで面倒な作業ではなさそうです。元々こういうのを組み立てるのは得意なほうですし。

それにしてもデカいです。ベッドフレームの箱は206cmx130cmあります。

ベッドフレームの全パーツ

組み立て前の全部品です。
ベッドフレームと脚、蛇腹状になっているすのこが6セット、すのこ用のボルト(M6×20mm)と六角レンチ(4mm)と説明書です。
以前使っていた脚付マットレスの脚は12cmでしたが、今回は20cmにしてみました。

組み立ては面倒ですが難しくはないので、時間をかければ誰でもできると思います。
フレームを裏返して脚を取り付け、元に戻してすのこをネジで留めれば完成です。

無印良品-ベッドフレーム-完成品

完成!

部品を集めて写真を撮ったりしていたので組み立てに1時間以上かかってしまいましたが、集中してやればもっと早くできると思います。

完成後に思ったのは、ダンボールを捨てるのめんどくさい……、ということです(笑
私の住むマンションはいつでもゴミを捨てられるので、その日のうちに全部処理できましたが、ゴミ置場が離れたところにある人などは結構労力が必要だと思います。

ベッドフレームの空き箱

空き箱の山をしばらくぼんやりと見つめていました(笑

ベッド組立を頼めば梱包材を持ち帰ってくれるようなので、廃棄が面倒な方は頼んでみるのもアリかもしれません(購入時に確認してみてください)。

フレームの色の違いが目立つ

上でも書きましたが、やはり色味のムラが気になります。無印のサイトの商品画像だと色がきっちり合っているんですけどね。

まず、フレームの縦と横の色味が結構違います。こういった木材で色味を合わせるのは難しいのかも、と百歩譲ったとして、脚とフレームの色味が違うのはどうかと思います。フレームよりもベッドの脚がかなり濃いです。

無印良品でダークブラウンのベッドフレームは、このウォールナットのものしかありません。つまり、ウォールナットのフレームを基準にして、脚の色をそれに合わせてもなんの問題もないわけです。それなのになぜこんなにも色の違いが……。

無印良品ベッドフレームの角

一番色味の差が大きいところ。ほとんどカラーブロックのような感じに。
せめてもう少し色を合わせてほしいところです。

とまあいろいろと書きましたが、実際寝室に設置して使っているうちに、そんなに気にならなくなりました。
マットレスを載せればフレームは半分くらい隠れますし、縦板と横板の境目の部分をまじまじと見るならともかく、普段使っていて色の違いを意識することはないです。色の差が大きいほうを奥側にしたから目立たなくなった、というのもありますが。

脚の色の濃さについても、仮にフレームとまったく同じ色味だったとしても、ベッドを見下ろしたときに影になって色濃く見えると思うので、まあこれでいいか、という感じに(ポジティブ)。

とはいえこのあたりの部分を気にする人はいると思います。完璧を求めるなら検討し直したほうがいいかもしれません。
もっとも私も結構細かいほうですが、使いはじめたら全然気にならなくなったので、たいていの人は大丈夫だと思いますが。
それに運がよければ色味がばっちり合ったものが届くかもしれないですし。

あとがき

よくない部分も書きましたが、正直にいってこのベッドフレームを買ってよかったです。

主張しすぎない控えめなデザインですが、マットレスの縁から少し見えるウォールナット材が醸し出す高級感があり、寝室の雰囲気をぐっとシックにしてくれます。
私の寝室は家具をダークブラウンで統一していることもあって、部屋にもばっちりマッチしています。

次回はこのベッドフレームに載せる、肝心要のマットレスについてお届けします。